明日はいよいよ、鍼灸師の国家試験ですね。

 
自分も何年か前に国家試験を受け、無事合格して鍼灸師になりました。
 
高校、大学とスポーツ推薦でまともに勉強の仕方を知らなかった30代後半(当時)の自分が受かったので皆さんは大丈夫だと思います。
 
参考になるかどうかわからないですが、前日当日のことを思い出して書いていきます。
 
試験前日
 
試験会場の近くでホテル予約サイトを取りました。
 
この時期は雪が降る可能性があったので家から行ける距離にかかわらず念の為、ホテルを取りました。結局、雪は降りませんでしたが…。
 
前日はあマ師の国家試験があるので試験を受けた友人から問題をもらい、近くの喫茶店で解く。
 
初めて見る問題、喫茶店で緊張のあまりえづいた記憶がありますw
 
解答速報が試験会場を出ると貰えるのでそれで答えあわせ。
 
あマ師の問題は鍼灸師に比べて優しいと言われているので7〜8割取れていれば安心ということが言われています、今は知らんけど。
 
自分もそのぐらい取れました。
 
安心したのでホテルに帰り、21時はベッドに入りました。
 
しかし結局2〜3時まで眠れませんでした。
 
あまりに眠れなかったので気分転換に「水曜どうでしょう」を見ながら寝落ち。
 
 
試験当日
 
6時には目が覚めて軽い食事をとりブドウ糖を摂取。
 
試験会場では、学校の先生達が来てくれたのでみんなとハイタッチして教室へ。
 
問題が配られ、試験開始まで時間があったのでレジェンド先生に教えてもらった
「丹田呼吸法」
をやりました。
 
「丹田呼吸法」とは
1.深く息を吸う。
2.丹田に精気を運び呼吸を留めて丹田で気を練る。
3.そして体の邪気を吐き出す。
 
全てイメージですが、とてもリラックスします。
丹田に気が集まる事で
「足が地に着く」
「考えがぶれない」
「落ち着く」
など試験にはかかせない効果が生まれます。
 
そして開始の合図で試験開始。
 
もちろん、初めて見る問題です。
焦ります。
しかしここでも丹田呼吸法。
 
そして問題を解いていきます。
 
わかる問題、わからない問題があります。
わかる問題は確実に。
わからない問題は後回し。
時間がないので一通り解くまで一問に時間はかけません。
見返す時に解いたほうがしっかり解けます。
 
参考になるかわからないですが
レジェンド先生曰く
「みんなが問題を解いたぐらいの時間にわからない問題を見ると答えが降りてきます。」
とのこと。話が宇宙すぎてぽかんとした思いがあります。
 
自分は一問ずつ解答用紙に解いていきました。
(人によっては問題用紙に記入した後、解答用紙にまとめて記入する人もいました。)
 
わかる問題には○
あやしい問題には△
わからない問題には×
をつけていきました。
 
これをする事で見返す時かなり楽です。
 
試験中に自己採点する時の安心材料にもなります。
 
自分は確実だと思った問題でも問題用紙には3、解答用紙には2と記入していたことがありました。
 
落ち着いたとはいえこんなミスもありますので見返すのは時間の限りやったほうが良いと思います。
 
自分の時代は後半の東洋系で諦める人が多かった印象ですが、冷静に違う視点から見れば答えは出てきます。
 
毎年、不適切問題というのは出るので東洋系のわからないのは仕方がないぐらいに思って次の問題へ切り替えましょう。
わからない問題は必ずあります。
でも160問中100点を超えていれば全員合格です。
逆に言えば60問までは間違えて良いのです。
 
最後に
 
諦めなければ答えは出てくるし、1〜2点引き寄せることもできます。
 
諦めないで、冷静に、落ち着いて試験に臨んでください。
 
受験生の皆さん、春にはこちら側の世界で一緒に頑張りましょう。
心よりお待ちしております。