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箴言「かき」
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われら人間たちは、まことの真善美を知らぬ時代の極みに至った。
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」という正岡子規の俳句がある。
だがこの情景に感動する人は少なくなった。
意味は「法隆寺で柿を食べたときに鐘が鳴った」。
ゆえに「これの何が素晴らしいのいですか」と言われてしまう。
なんとも困った時代となった。
人間の質が落ちたと言わざるを得ない。
法隆寺という舞台、そこで柿を食べる子規、そして鐘が鳴るという偶然。
俳句という短い文だが、ドラマや映像に仕立て上げれば、中身の濃い作品になるだろう。
そのように、俳句や短歌には現代人が見失った世界というものがあるのだ。
どうか諸氏よ、願わくば人としての感性を磨きたまえ!
☆まなたから