LEICA ELMAR-C 90mm f4 | SKの寫眞機道楽

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LEICA ELMAR-C 90mm f4

LEICA ELMAR-C 90mm f4 レンズ構成は4群4枚です。
これはLEICA CL用の望遠レンズとして発売されたものです。

LEICA CLは、今は亡きMINOLTAと共同開発されたものであり、日本国内ではLEITZ MINOLTA CLとして販売されていました。

 

また、レンズについても、

LEICA CL用にSUMMICRON-C 40mm F2、ELMAR-C 90mm f4

LEITZ MINOLTA用には、M-ROKKOR-QF 40mm f2(後にQFの表記がなくなります。)、M-ROKKOR 90mm f4

とそれぞれ名前は違いますが、同じレンズとされています。

 

LEICA CLは、コスト削減した廉価版であり、レンズについてもコスト削減されています。

ライカのM型は、レンジファインダーと言われ、レンズのカムの動きを検出して距離計が作動するのですが、CL用のレンズは傾斜カムと言われる簡素化されたもので、この傾斜カムのレンズをライカM型に装着された場合、正確にピント合わせができない事もあるといわれています。

固体によってはピントが合ったり合わなかったりと何が正しいのかわかりませんが、私が使う限り問題は出ていません。

 

さて、写りの方ですが

 

SONY α7ll ELMAR-C 90mm f4

 

 

SONY α7ll ELMAR-C 90mm f4

 

 

SONY α7ll ELMAR-C 90mm f4

 

 

SONY α7ll ELMAR-C 90mm f4

 

 

SONY α7ll ELMAR-C 90mm f4

 

 

SONY α7ll ELMAR-C 90mm f4

 

 

SONY α7ll ELMAR-C 90mm f4

 

 

SONY α7ll ELMAR-C 90mm f4

 

今年の初撮影です!(笑)

今年は辰年ですので、京都の瀧尾神社の拝殿の龍を拝見しに行きました。

拝殿の天井の8mの木彫りの龍は壮観です。

日頃は上がることのできない拝殿に、12年に1回辰年の正月には上げてもらえます。

それは沢山の方が来られており、行列ですね。

90mmですから、龍の全体を入れることはできず、お顔を撮影させていただきました。

良い質感が出ております。

 

因みに、SUMMICRON-C 40mmとELMAR-C 90mmのフィルター枠が特殊でして、39㎜なんですが一般のものとピッチが違うシリーズ5.5という規格のものです。

なんでこんな特殊な規格にしたのか理解ができません・・・

仕方がないので、私は下の写真のシリーズ5.5を39㎜にする変換リングを使用しています。

因みに、MINOLTAのレンズは、40.5mmの一般的な規格です。