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ご訪問くださり、本当にありがとうございます。
霊や生命について書かれています。
ですから、興味がわかなかったり、読んでいて不愉快になられるのなら、迷わずにスルーされて下さいね。
あなたの大切なお時間を無駄にしたくありません。
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所要時間=14~16分程 です。
ご関心があればお時間のある時にでも、ゆっくりとお読みになられて下さい。
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以下は全て【ハンネン・スワッファー・ホームサークル(英国 1930~1981)】の交霊会における霊団の支配霊シルバーバーチの霊言です。
(上記の続きです)
以下より抜粋・編集しています。
シルバー・バーチの霊訓
(四)六章「潜在意識の機能」
(五)二章「死は第二の誕生」
(五)三章「死後の後悔」
(六)七章「難しい質問に答える」
◆は交霊会メンバ(レギュラーメンバやゲスト)の発言。
↓が支配霊シルバーバーチの発言。
《 》内の記述は私が追記しました。
原著の体裁を編集しています。
※ ブログ管理者注記
記事の前半はタイトルとは関係のない内容と思われるかもしれませんが、顕幽両界をまたがっての霊界側からの接触や交信が容易なものではない事をご理解いただくために敢えて記載させていただいております。
(以上注記)
(始)
最近、ある霊媒による交霊会が失敗した話を持ち出して、その原因について質した。
するとシルバーバーチは・・・
《シルバーバーチ霊》
↓
それは霊媒としての修行不足・・・見知らぬ人を招待して交霊会を開くだけの力がまだ十分に具わっていない段階で行ったためです。
あの霊媒は潜在意識にまだ十分な受容性が具わっておりません。
霊媒自身の考えが出しゃばろうとするのを抑えきれないのです。
支配霊がいても肝心のコントロールがうまくいっておりません。
支配霊が霊媒をコントロールすることによって行う現象(霊言ならびに自動書記通信)においては、よほど熟練している場合は別として、その通信には大なり小なり霊媒自身の考えが付着しているものと考えてよろしい。
そうしないと通信が一言も出なくなります。
※訳者注
このあとに続く問答とともに、これは、今後ますます霊的なことが受け入れられていくことが予想される日本において極めて大切な警告と受けとめるべきである。
専属の支配霊にしてその程度なのである。
ましてや、呼ばれてすぐに出てくる霊がそう簡単にしゃべったり書いたりできるものではないのである。
すぐに身元を明かす霊は徹底的に疑ってかかるべきである。
疑われて腹を立てるような霊は相手にしない方がよい。
それが霊を見分ける一つの尺度である。
(以上注記)
◆
潜在意識の影響をまったく受けない通信は有り得ないということでしょうか。
↓
その通りです。
◆すべてが脚色されているということですか。
↓
どうしてもそうなります。
いかなる形式をとろうと、霊界との交信は生身の人間を使用しなくてはならないからです。
人間を道具としている以上は、それを通過する際に大なり小なり着色されます。
人間である以上、その人間的性質を完全に無くすことはできないからです。
◆
神が完全なる存在であるならば、なぜもっと良い通信手段を用意してくれないのでしょうか。
↓
本日は難しい質問をお受けしますと申し上げたら本当に難しい質問をしてくださいましたね、結構です。
さて、私たちが使用する用語にはそれをどう定義するかという問題があることをまず知っていただかねばなりません。
おっしゃる通り神は完全です。
ですがそれは神が完全な形で顕現されているという意味ではありません。
神そのものは完全です。
つまりあなたの内部に種子として存在する神は完全性を具えているということです。
ですが、それは必ずしも物質的形態を通して完全な形で表現されてはいません。
だからこそ、無限の時間をかけて絶え間ない進化の過程をへなければならないのです。
進化とは、内部に存在する完全性という黄金の輝きを発揮させるために、不純物という不完全性を除去し磨いていくことです。
その進化の過程において、あなたが手にされる霊的啓示は、あなたが到達した《霊的発達》段階(霊格)にふさわしいものでしかありません。
万一あなたの霊格よりずっと進んだものを先取りされても、それは所詮あなたの理解を超えたものですから、何の意味もないことになります。
◆
では人間がさらに進化すれば機械的な通信手段が発明されるかもしれないわけですか。
↓
その問題についての私の持論はすでにご存知のはずです。
私は、いかなる器機が発明されても霊媒をヌキにしては完全とはなり得ないと申し上げております。
そもそも何のためにこうして霊界から通信を送るのかという、その動機を理解していただかねばなりません。
それは何よりもまず 愛 に発しているのです。
肉親、知人、友人といった曽て地上で知り合った人から送られてくるものであろうと、私のように人類のためを思う先輩霊からのものであろうと、霊的メッセージを送るという行為を動機づけているものは 愛 なのです。
愛 こそがすべてのカギです。
たとえ完全でなくても、何らかの交信がある方が何もないよりは大切です。
なぜなら、それが愛の発現の場を提供することになるからです。
しかし、それを機械によって行なうとなると、どう工夫したところで、その愛の要素が除去されることになります。
生き生きとした愛の温もりのある通信は得られず、ただの電話のようなものになります。
◆
電話でも温かみや愛が通じあえるのではないでしょうか。
↓
電話機を通して得られるかもしれませんが、電話機そのものに温かみはありません。
◆
大切なのはそれを通して得られるものではないでしょうか。
↓
この場合は違います。
大切なのは霊媒という "電話機" と、メッセージを受ける人間に及ぼす影響です。
それに関わる人ぜんぶの 霊性を鼓舞すること に意図があります。
◆
霊媒を含めてですか。
↓
そうです。
なぜなら最終的にはいつの日か地上の人類も《物質世界で生きながらにして以心伝心によって》霊と霊とが自然な形で直接交信できるまでに霊性が発達します。
《↑既にそうなっている進んだ天体があるらしい。地球においても神の計画ではそうなっている。いつになるかは人類の努力次第である》
それを機械を使って代用させようとすることは進化の意図に反することです。
進化はあくまで霊性の発達を通して為されねばなりません。
霊格を高めることによって神性を最高に発揮するのが目的です。
◆
ということは、最高の死後存続の証拠を得たいと思えば、霊性の発達した霊媒を養成しなければならないということでしょうか。
↓
私はいま "証拠" の問題を念頭において話しているのではありません。
人類の発達ということを念頭において話しているのです。
人類は螺旋状のサイクルを描きながら発達するように計画されており、その中の一つの段階において次の段階のための霊性を身につけ、その積み重ねが延々と続けられるのです。
お分かりでしょうか。
◆
はい、分かります。
↓
最高の成果を得るためには顕幽両界の間にお互いに引き合うものがなければなりません。
その最高のものが 愛 の力なのです。
両界の間の障害が取り除かれていきつつある理由は、その愛と愛との呼びかけ合いがあるからです。
◆
霊媒の仕事が金銭的になりすぎるとうまく行かないのはそのためでしょうか。
↓
その通りです。
霊媒はやむにやまれぬ献身的精神に燃えなければなりません。
その願望そのものが霊格を高めていくのです。
それが何より大切です。
なぜなら、人類が絶え間なく霊性を高めて行かなかったら、結果は恐ろしいことになるからです。
霊がメッセージをたずさえて地上へ戻ってくるそもそもの目的は、人間の霊性を鼓舞するためであり、潜在する霊的才能を開発して霊的存在としての目的を成就させるためです。
◆
他界した肉親が地上へ戻ってくる・・・・・・たとえば父親が息子のもとに戻ってくる場合、その根本にあるのは戻りたいという一念でしょうか。
それとも今おっしゃった目的で霊媒を通じてメッセージを送りたいからでしょうか。
↓
戻りたいという一念からです。
ですが、一体なぜ戻りたいと思うのでしょう。
その願望は 愛 に根ざしています。
父親には息子への愛があり、息子には父親への愛があります。
その愛があればこそ父親は、あらゆる障害を克服して戻ってくるのです。
《父親が》困難を克服して愛の力を証明し、愛は死を超えて存続していることを示すことによって息子は、父親の他界という不幸を通じて魂が目を覚まし霊的自我を見出します。
かくして、単なる慰めのつもりで始まったことが霊的発達のスタートという形で終ることになります。
*
別の交霊会で、肉親を失ってその悲しみに必死に耐えている人に対してシルバーバーチがこう述べた。
《シルバーバーチ霊》
↓
あなたの霊の世界を見る目がさえぎられているのが残念でなりません。
霊の声を聞く耳が塞がれているのが残念でなりません。
その肉体の壁を超えてご覧になれないのが残念でなりません。
あなたが生きておられる世界が影であり、実在でないことを知っていただけないのが残念でなりません。
あなたの背後にあって絶え間なくあなたのために働いている霊の力をご覧にいれられないのが残念でなりません。
数多くの霊・・・あなたのご存じの方もいれば人類愛から手を差しのべている見ず知らずの人もいます・・・
・・・があなたの身のまわりに存在していることが分かっていただけたら、どんなにか慰められるでしょうに。
地上は影の世界です。
実在ではないのです。
私たちの仕事はこうした霊媒だけを通して行っているのではありません。
もちろん人間世界特有の、言語によって意志を伝える手段によって、私たちの存在を知っていただけることをうれしく思っておりますが、
実際にはその目に見えず、その耳に聞こえずとも、あなた方の生活の現実に影響を及ぼし、導き、鼓舞し、指示を与え、正しい選択をさせながら、あなた方の性格をのばし、《あなた方の》魂を開発しております。
そうした中でこそ、死後の生活に備えて、霊的な成長に必要なものを摂取できる生き方へと誘うことができるのです。
◆
他界した肉親や先祖霊からの援助を受けるにはどうすればいいでしょうか。
↓
あなたが愛し、あなたを愛してくれた人々は、決してあなたを見捨てることはありません。
いわば愛情の届く距離を半径とした円の範囲内で常にあなたを見守っています。
時には近くもなり、時には遠くもなりましょう。
が、決して去ってしまうことはありません。
その人たちの念があなたがたを動かしています。
必要な時は強く作用することもありますが、
反対に、あなたがたが恐怖感や悩み、心配等の念で壁をこしらえてしまい、外部から近づけなくしていることがあります。
悲しみに涙を流せば、その涙が霊まで遠く流してしまいます。
穏やかな心、やすらかな気持、希望と信念と自信に満ちた明るい雰囲気に包まれている時は、そこにきっと多くの《善き》霊が寄ってまいります。
私たち霊界の者は出来るだけ人間との接触を求めて近づこうとするのですが、
どれだけ接近できるかは、その人間の雰囲気、成長の度合、進化の程度にかかっています。
霊的なものに一切反応しない人間とは接触できません。
霊的自覚、悟り、ないしは霊的活気のある人とはすぐに接触がとれ、一体関係が保てます。
そういう人はスピリチュアリストばかりとは限りません。
知識としてスピリチュアリズムのことを知らなくても、霊的なことを理解できる人 であればそれでいいのです。
とにかく冷静で受容的な心を保つことです。
取越苦労、悩み、心配の念がいちばんいけません。
それらがモヤをこしらえて、私たちを近づけなくするのです。
◆
そういう霊にこちらからの念が通じますか。
↓
一概にイエスともノーとも言いかねます。
魂の進化の程度が問題になるからです。
波長の問題です。
もしも双方がほぼ同程度の段階にあれば通じるでしょう。
が、あまりに距離がありすぎれば全く波長が反応し合いませんから、通じないでしょう。
◆
他界した人のことをあまり心配すると霊界での向上の妨げになるでしょうか。
↓
地上の人間に霊界の人間の進歩を妨げる力はありません。
スピリットはスピリット自身の行為によって向上進化します。
人間の行為とは関係ありません。
※訳者註
絶対的拘束力はないという意味で述べている。
《↑地上に残した人間や霊界の下層界にいる有緣の人たちの事が気がかりとなってそれが霊の進歩の足枷となる場合がある。そのため、指導霊の判断次第で有緣の人たちとの再会がなかなか実現しない場合もある》
*
ある日の交霊会でシルバーバーチは出席者にこう問いかけて、人間がいかに五感の世界だけに浸りきり、いかに地上生活の意義を捉えそこねているか、そしてそれが原因となって死後の生活にいかに深刻な問題を生じさせているかに焦点を当てた。
《シルバーバーチ霊》
↓
みなさんは他界した人がぜひ告げたいことがあって地上へ戻ってきても、有縁の人たちが何の反応も示してくれない時の無念の情を想像してみられたことがあるでしょうか。
大ぜいの人が地上を去ってこちら《=霊の世界》へ来て、意識の焦点が一変し、
はじめて人生を正しい視野で見つめるようになり、
何とかして有縁の人々に うれしい便りを伝えたいと思う、その切々たる気持ち を察したことがおありでしょうか。
ところが人間が一向に反応を示してくれません。
聞く耳をもたず、見る目ももちません。
愚かにも人間の大半はこの粗末な五感が存在のすべてであり、それ以外には何も存在しないと思い込んでおります。
私たちは大ぜいの霊が地上へ戻ってくるのを見ております。
彼らはなんとかして自分が死後も生きていることを知らせたいと思い、あとに残した人々に両手を差しのべて近づこうとします。
やがてその顔が無念さのこもった驚きの表情に変わります。
もはや地上世界に何の影響も行使できないことを知って愕然とします。
どうあがいても、聞いてもらえず見てもらえず感じてもらえないことを知るのです。
情愛にあふれた家庭においてもそうなのです。
その段階になって私たちは、まことに気の毒なのですが、その方たちにこう告げざるを得なくなります。
『こうした霊的交流の場へお連れしないかぎりそうした努力は無駄ですよ』と。
*
《シルバーバーチ霊》
↓
一度あなたも私と同じように、
経済問題の生じない世界、
お金が何の価値もない世界、
物的財産が何の役にも立たない世界、
各自が有るがままの姿をさらされる世界、
唯一の富が霊的な豊かさである世界、
唯一の所有物が個性の強さである世界、
生存競争も略奪も既得権力も無く、
弱者が窮地に追いやられることもなく、
内在する霊的能力がそれまでいかに居眠りをしていても存分に発揮されるようになる世界、
に一度住まわれたら、地上という世界がいかにむさ苦しく、いかに魅力に乏しい世界であるかがお判りになると思います。
その地上世界を何とかしなければならない・・・
私のようにまだ地上圏へ戻ることのできる程度のスピリットが援助し、
これまで身につけた霊的法則についての知識を幾らかでも教えてあげる必要があることを
私は他の幾人かの仲間とともに聞かされたのです。
人生に迷い、生きることに疲れ果てている人類に進むべき方向を示唆し、
魂を鼓舞し、悪戦苦闘している難問への解決策を見出させるには、それしかないということを聞かされたのです。
同時に私たちは、そのために必要とする力、人間の魂を鼓舞するための霊力を授けてくださることも聞かされました。
しかし又、それが大変な難事業であること、この仕事を快く思わぬ連中、それも宗教的組織の、そのまた高い地位にある者による反抗に遭遇するであろうことも言い聞かされました。
悪魔の密使とみなされ、人類を邪悪の道へ誘い、迷い込ませんとする悪霊であると決めつけられるであろうとの警告も受けました。
要するに私たちの仕事は容易ならざる大事業であること、
そして、ついでに付け加えさせていただけば、その成就のためには、それまでの永い年月の中で体験してきた霊界生活での喜びも美しさも、すべてお預けにされることになるということでした。
しかし、そう言い聞かされた私たちのうちの誰一人としてそれを断わった者はいませんでした。
かくして私は他の仲間と共に地上へ戻ってまいりました。
地上へ再生する 《=肉体を持って生まれ変わる》 のではありません。
地上世界の圏内で仕事をするためです。
地上圏へ来てまず第一にやらねばならなかったのは霊媒を探すことでした。
これはどの霊団にとっても一ばん骨の折れる仕事です。
次に、あなた方の言語、英語を勉強し、生活習慣も知らねばなりませんでした。
あなた方の文明も理解する必要がありました。
次の段階ではこの霊媒 《=モーリス・バーバネル氏》 の使用法を練習しなければなりませんでした。
この霊媒の口を借りて幾つかの訓え・・・誰にでも分る簡単なもので、従ってみんなが理解してくれれば地上が一変するはずの真理を説くためです。
同時に私は、そうやって地上圏で働きながらも常に私を派遣した高級霊たちとの連絡を保ち、より立派な叡智、より立派な知識、より立派な情報を私が代弁してあげなければなりませんでした。
初めのころは大いに苦労しました。
今でも決してラクではありませんが・・・。
そのうち私の働きかけに同調してくれる者が次第に増えてまいりました。
すべての人が同調してくれたわけではありません。
居眠りしたままの方を好む者も大勢いました。
自分で築いた小さな牢獄にいる方を好む者もいました。
その方が安全だったわけです。
自由に解放されたあとのことを恐れたのです。
が、そうした中にも、そこここで分ってくれる人も見出しました。
私からの御利益は何もありません。
ただ真理と理性と常識と素朴さ、それに、近づいてくれる人のためをのみ考える、かなり年季の入った先輩霊としての真心をお持ちしただけです。
それ以来私たちの仕事は順調に運び、多くの人々の魂に感動を与えてまいりました。
無知の暗闇から抜け出た人が大勢います。
迷信の霧の中からみずからの力で這い出た人が大勢います。
自由の旗印のもとに喜んで馳せ参じた人が大勢います。
死の目的と生の意味を理解することによって二度と涙を流さなくなった人が大勢います。
(続く)
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(ブログ管理者追記)
記事タイトルとは一見何の関係もないようなセンテンスもいくつか含まれていますが、私的には大いに関係あることだと考えています。
人間を通して、霊からのメッセージを100%その通りに表現することは、今の地上人類においては、非常に困難であるということ、
しかし、たとえそうであっても、メッセージを人間に送ることを諦めず、何とかしてその思いを伝えたいという 霊側の愛念、愛の力こそがその原動力になっていること、
この二つは、地上の私たち人間が良く理解しておかねばならない、決して忘れてはならない大切なことです。
そして、後はいつも伝えられていることばかりです。
以下は過去記事 『死別 ~ 地上側の私たちはどうあるべきか (3)』からの引用です。
(引用開始)
そうした交信を伝えるバイブレーションは極めて微妙なもので、感情によってすぐに乱されるということです。
不安、ショック、悲しみといった念を出すと、たちまちあなたの周囲に重々しい雰囲気、交信の妨げとなる壁をこしらえます。
《地上の人間側が》 心の静寂を得ることが出来れば・・・
平静な雰囲気を発散することができるようになれば・・・
内的な安らぎを得ることができれば・・・
それが私たちの世界《=霊の世界》から必要なものをお授けする最高の条件を用意することになります。
感情が錯乱している状態では、私たちも何の手出しも出来ません。
受容性、受身の姿勢、これが私たち《=霊の世界の住人が》があなたに近づくための必須の条件です。
(引用終わり)
あなたひとりだけで今の人生を今日まで生きてきたと思ったら大間違いです。
いえ、ご家族、ご親戚、ご友人、ご近所さん、恩師、職場の同僚・上司・・・そうした人たちのことを言っているのではありません。
あなたの目に見えず、耳に聞こえず、触れて感じることが出来ない、あなたを動かしている存在たちのことです。
ご家族、ご親戚、ご友人、ご近所さん、恩師、職場の同僚・上司・・・当然、その人たち一人ひとりの傍にも、周りにも、あなたと同じようにそうした存在が必ず控えています。
あなたの睡眠中にもそうした存在と一緒にいます。
いつもあなたの精神に吹きかけてくれています。
まるで、あなたが自分で考えた、思いついたことであるかのように……
☆
お母ちゃん
誕生日おめでとう☆
あんな最期で人生を終えてしまったから
『〇〇に会わせる顔がない』なんて、
今もきっとそっちで思い続けてるんだろうね。
けどね…
戦中・戦後の大変な時代を生き抜いてきて、
腹違いのたくさんの兄弟姉妹の間をいつも取り持ち続けて来て、
仕事もたくさん掛け持ちで働きながら、僕らを頑張って育ててくれて…
今、僕もこの年齢になって心の底から思うんだ、
お母ちゃん、すげえよ!
って。
僕は今はお母ちゃんの人生の最後の半年には目をつむる事にしてるから、
そしたら、お母ちゃん、すげえよってしか、言葉が出て来ない。
だから、そっちで胸張っていて欲しいんだ。
いつも職場でお母ちゃんぐらいの利用者さんの手を握りながら、時々ふっと、そんなこと思ったりもする。
後ろめたさなんて、もう一切、捨てて欲しいし、感じないで。
歌の時間……また一緒に歌いに来てよね。
待ってる。
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ここまでお読み下さり、本当にありがとうございました
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