ご訪問くださり、本当にありがとうございます。


霊や生命について書かれています。

 

ですから、興味がわかなかったり、読んでいて不愉快になられるのなら、迷わずにスルーされて下さいね。

 

あなたの大切なお時間を無駄にしたくありません。

 

 

 

所要時間=4~6 分程 です。

(↑記事のおしまいの【参考】を除いた箇所。おしまいの【参考】までお読みになられると倍のお時間となります)

 

ご関心があればお時間のある時にでも、ゆっくりとお読みになられて下さい。

 

 

 

以下は全て【ハンネン・スワッファー・ホームサークル(英国 1930~1981)】の交霊会における霊団の支配霊シルバーバーチの霊言です。

 

以下より抜粋・編集しました。

 

LIGHT OF SILVER BIRCH 

 

Chapter  9  DIAMOND OF THE SOUL

Chapter 10  GUIDING LIGHTS

 

 


 

(上記の続きです)

 

Amazon Kindle本のハイライト化 ⇒ ハイライト部メモテキストコピー ⇒ 翻訳サイトDeepLでの和訳後、私にて全文確認しながら必要に応じて修正・加筆して記事化しました。

 

なお、お読みいただくのは日本語部分で結構ですが、参考までにその本来のニュアンスを汲み取っていただけるように、原著の英語での記載部分を一緒に載せてあります。

 

 

◆は交霊会メンバやゲストの発言。
↓が支配霊シルバーバーチの発言。
 

《  》 内の記述は私が追記しました。

原著の体裁を編集しています。

 

 

(始)

 

 

 

◆1

Why in your view do some people not reincarnate, and what happens to them?

 

あなたの考えでは、なぜ生まれ変わらない人がいるのでしょうか?

そして彼らに何が起こるのでしょうか?

Because they have no karmic debt to pay and no service to give.
Their earthly task is finished, so there is nothing for them to return to your world to accomplish.
They have finished with it, and can continue their progress in our world.

 

なぜなら、彼らには支払うべきカルマ的な負債がなく、与えるべき奉仕もないからです。


彼らの地上の仕事は終わっているので、あなたの世界に戻って達成するために彼らがすることは何もありません。


彼らはそれを終えたので、私たちの世界で彼らの進歩を続けることができます。

 

 

◆2

So they do not go to any lower world.

Their progress is upward, not downward.

 

だから彼らはどんな下界にも行かない。

彼らの進歩は上向きであり、下向きではない。

Progress can only be upward.

If it is downward it is retrogression.

Progress may not be in a straight line.

It could be in a spiral, but it is ascending all the time.

The natural law encompasses all, and perfect justice prevails.

You can cheat the laws of your governments, but you cannot cheat the laws of the Great Spirit.

All must follow what cause and effect produce for them.

Do not worry about it because it will happen just the same.

You must try to appreciate that many people believe in reincarnation as a means of adding a kind of nobility to their lives which they do not possess.

 It is called in your world an inferiority complex.

So it is very comforting for them to believe that however lowly their present position may be, once they were of higher rank many years ago.

But it does not work that way.

The natural law ensures justice always prevails.

It may not work immediately in your earthly existence, but it will operate in our world because it must do so.
 

進歩は上向きにしか有り得ません。


もしそれが下向きであれば、それは逆行です。


進歩は直線ではないかもしれません。


それは螺旋状になるかもしれませんが、それは常に上昇しています。


自然法則はすべてを包含し、完全な正義が勝ちます。


政府の法律をごまかすことはできますが、大霊の法律をごまかすことはできません。


すべての人は、原因と結果が自分のために生み出すものに従わなければなりません。


ただ同じように起こるので、心配してはいけません。

《↑法則は平等に働く》


あなた方は、多くの人々が、自分が持っていない一種の高貴さを自分の人生に加える手段として再生を信じていることを理解しようとしなければなりません。


それはあなたの世界では劣等感コンプレックスと呼ばれています。


ですから、自分の現在の地位がどんなに低くても、何年も前にはもっと高い地位にいたかもしれないと信じることは、彼らにとって非常に慰めになります。


しかし、そうはいきません。

 

自然法則は、正義が常に勝つことを保証します。

 

それはあなたが地上に存在している時にはすぐには機能しないかもしれませんが、私たちの世界では機能します。
《=地上人生で法則の結果が成就されなくても、死後には必ず法則の結果が成就する》

 

 

 

◆3

Is it possible to work out a karma in your world?

 

あなたの世界《=霊の世界》でカルマを成就することは可能なのでしょうか?

Yes, that is the most usual way.

 

はい、それが一番普通のあり方です。

 

 

◆4

Why do people choose to come back to do so?

 

なぜ人はそうする《=カルマを成就・清算する》ために《霊界で清算するのではなく、地上世界へ》戻ってくるのでしょうか?

They have debts to pay that can only be settled in your world.
That is a choice, a voluntary desire to help in times of crisis in your world.
Souls have incarnated to make their contribution.
All is planned.

 

彼らには、あなたの世界でしか解決できない借金があります。


それは選択であり、あなたの世界の危機の時に助けたいという自発的な願望です。


魂たちは彼らの貢献のために受肉・転生したのです。


すべては計画されています。

 

 

(途中省略)

 

 

◆5

Can you tell me if spirit guides in general are an extension of one’s own personality on a higher scale, or whether they are separate entities?

 

一般的なスピリチュアルガイドは、より高いスケールで自分《=ガイドされる側の人間》の個性《personality》の延長線上にあるのか、それとも別個の存在なのかを教えていただけますか?

It is a rather complex subject.
I would prefer to use the word “individuality” rather than “personality.”

I draw distinctions between the personality, which is physical, and the individuality which is the soul or spiritual make-up, the reality behind the mask, so to speak.

Persons are persons so far as your world is concerned, but you cannot separate spiritual individuality in the same way.

There are, for example, affinities, two kindred halves of the one soul, and sometimes they incarnate at the same time.
There are also what I call facets of the one diamond.

This is the over-soul, the greater individuality, and the facets are aspects of it which incarnate into your world for experiences that will add lustre to the diamond when they return to it.

Also there are people who, although separate persons, are aspects of the one individuality.

For instance, my medium, his wife and myself are parts of one individual.

So you can have facets of the one guide.

You can call these extensions if you like, but it comes to the same thing.
Only an infinitesimal part of the whole individuality can be manifested in physical form on earth.

 

かなり複雑なテーマです。

 

私は、個性 《personality》ではなく 個性individualityと言う言葉を使いたいのです。

 

私は、肉体的な個性《personality》と魂や霊的なメイクアップである個性 《individuality、いわば仮面の裏にある実在とを区別しています。

 

あなたの世界では、人は人ですが、

 

霊的な個性 《individualityを同じように分離することはできません。

 

 

例えば、アフィニティ affinities、一つの魂the one soulの半分の二つの同類の部分があり、

 

時々、それらが同時期に《別々の人間として地上世界に》受肉・転生することもあります。


また、私が一つのダイヤモンドのファセットたちと呼んでいるものもあります。

 

これはオーバーソウル over-soul であり、より大きな個性the greater individualityであり、

 

ファセットたちはその側面であり、

 

ダイヤモンドに戻ってきたときにダイヤモンドに輝きを加える経験のためにあなたの世界に受肉・転生するのです。

 

また、別個の人《separate persons》ではありますが、一つの個性the one individualityの側面《aspects》を持っている人たちもいます。

 

例えば、私の霊媒師《=モーリス・バーバネル》、彼の妻、そして私は一つの個の部分部分《parts of one individual》 です。

 

ですから、一人のガイドのファセットたち 《 facets of the one guide》 を持つことができます。

 

お望みならこれらを延長・拡張と呼ぶこともできますが、それは同じことになります。

 

全体の個性 the whole individuality のごく一部だけが、地上に肉体的な形で現れることができるのです。

 

 

◆6

I have been told that in the spirit world a person can do many things in different places at the same time.
Is it something to do with the group soul, that everything each facet of this diamond does seems to each individual facet as if he were doing it himself?


霊界では、一人の人が様々な場所で同時に多くのことを行うことができると聞いたことがあります。
このダイヤモンドの各ファセットたちがすることは、あたかもすべて自分でやっているかのように個々のファセットに見えるというのは、集団の魂《=グループ・ソウル》と関係があるのでしょうか?

In our world its dwellers can express varying aspects of life, but not be in several different aspects at the same time.

They can only be in one place at one time.
We are not subjected to the limitations of travel that are imposed on you because of physical conditions.
If, for example, we want to visit remote places in your world that physically are thousands of miles away, that presents no problem; we can be there instantly.
It has nothing to do with being a facet of a diamond or an integral part of a group soul.
The facets of the diamond incarnate into your world to acquire experiences that will help the diamond.

 

私たちの世界では、その住人は生命の様々な様相を表現することができますが、同時にいくつかの異なる側面《=霊の世界の場、界層、境涯》にいることはできません。


彼らは一度に一つの場所にしかいられません。


《しかしながら、あなたのように》身体的な条件のために課せられた旅の制限にさらされることはありません。


例えば、私たちは物理的に何千マイルも離れているあなたの世界の遠隔地を訪問したい場合、それには何の問題も生じません。


それは、ダイヤモンドのファセットであることや、グループの魂の不可欠な部分であることとは何の関係もありません。


ダイヤモンドのファセットたちは、ダイヤモンドを助けるための経験を得るために、あなたの世界に受肉・転生します。

 

 

◆7

So in totality the diamond is a better one as a result.

 

それゆえ、その結果、全体としてダイヤモンドはより良いものになります。

Yes, because it has increasing awareness and unfoldment.
It has been enriched by what the facets have done in your world.
Earth is essentially a part of spiritual progress.
If it were not, then it would not exist.


そうです。

それは、意識(自覚、気付き)が高まり、進化しているからです。
ファセットたちがあなたの世界で行ったことによって、ダイヤモンドは豊かになりました。
地球は本来、霊的成長の一部の場です。
もしそうでなければ、地球は存在しないのです。

 

 

 

「魂・霊・意識・再生(5)」へ続きます。

 

 

 

 

 

なお、この記事における該当抜粋箇所は次の日本語翻訳本に記載されています。

 

シルバー・バーチの霊訓

 (十) 七章 「 再生問題を語る 」

 (十) 八章 「 背後霊の仕事 」

 

 

もしよろしければ合わせてご覧になられて下さい。

 

 

【ご参考

 

 

LIGHT OF SILVER BIRCH  の日本語翻訳本の該当箇所です。

 

シルバー・バーチの霊訓

 

 (十) 七章 「 再生問題を語る 」

 (十) 八章 「 背後霊の仕事 」

 

 

なお、以降の記述で 斜体太字 で示されている箇所は、英語版の原著には存在しない表現箇所です。

 

つまり、シルバーバーチ自身の言葉ではない記述であり、訳者ご自身の豊富な霊的知識等をもとに意訳されている箇所です。

 

 

◆1

なぜ再生してこない人がいるのでしょうか。

そういう人はそれから先どうなるのでしょうか。

支払うべきカルマの負債もなく、やらねばならない仕事もないからです。

地上での用事がすっかり終わったということです。

もう地上へ戻ってきてすることがないのです。

地上との一切の縁を切って、霊界での向上進化に専念することが出来ます。

 

 

◆2
もう下層界へ下りることがないわけですね。

ひたすら上へ向けて進歩し、下降することがないのですね。

進化は常に向上です。

下降であれば退化となります。

もっとも、進化は必ずしも直線的なものではありません。

渦巻状(スパイラル)に同じことをくり返しているようで、実際には着実に向上しています。

そこには因果律という自然の摂理が働いており、完全な公正が支配しています。

人間の法律はごまかせますが、神の摂理はごまかせません。

因果律が生み出すものには絶対的に従わねばなりません。

あなたが心配なさる必要はありません。

ここでぜひ指摘しておきたいのは、地上の人間は再生というものを、今の自分にない一種の栄光に憧れる気持ちから信じている場合が多いということです。

 

人間世界でいうところの  "劣等感" (コンプレックス)です。

現在の自分の身の上がいくらみじめでも、かつて前世では高貴な身の上だったのだと信じることによって慰めを得ようとするのです。

しかし再生とはそういうものではありません。

自然の摂理によってきちんと公正が行きわたっております。

 

必ずしも地上生活中にそうなるとはかぎりませんが、その場合は霊界において清算されます。

そういうものなのです。


◆3

霊界へ行ってからでもカルマを清算することが出来るのでしょうか。

無論です。

それが普通です。
 

 

◆4

ではなぜ地上へ戻って来るのでしょうか。

地上でしか支払えない借りがあるからです。

地上の危急存亡の時に当たって何かの貢献をしたいという自発的な願望から、再生の道を選ぶのです。

みんな何らかの貢献をするために再生してくるのです。

すべてに計画があるのです。

 

 

◆5

一般的に言って指導霊というのは人間のパーソナリティの規模を拡張した、その延長と考えてよろしいでしょうか。

それともまったく別個の存在でしょうか。

とても複雑な問題です。

今おっしゃったパーソナリティはインディビジュアリティに置きかえた方がよいと思います。

 

私は物的身体から派生する人物像であるパーソナリティと、その人物像という仮面(マスク)の背後の実像であるインディビジュアリティとを区別しております。

地上ではあなたという存在はあくまでも独立した一人物ですが、霊的なインディビジュアリティは必ずしもそうではありません。

 

例えばアフィニティというのがあります。

これは一個の魂が半分に分かれた存在で、二つが同時に地上へ誕生することがあるのです。

それから私がダイヤモンドの側面 に例えている "霊相"  とでも呼ぶべきものがあります。

 

一個のダイヤモンドがあって、それに沢山の "相" facet 《ファセット》 があります。

 

それぞれが地上に誕生して体験を持ち帰り、ダイヤモンドの光沢を増します。
 

さらにそのダイヤモンドがいくつか集まって一個のインディビジュアリティを構成しております。

 

例えばこの霊媒(バーバネル)と奥さん(シルビア・バーバネル)と私(シルバーバーチ)とは一個のインディビジュアリティに所属しております。

 

一人の支配霊がいくつかの 類魂  を従えていることがあるわけです。

それを "延長" と呼びたければそう呼ばれても結構です。

が、結局は同じことに帰一します。

つまり地上で肉体を通して顕現するのはインディビジュアリティのごくごく小さな一部と言うことです。
 

 

【訳者注】

 

これまでインディビジュアリティとダイヤモンドが同一であるような表現で説明していたのを、ここで初めて霊側からみた場合の違いを解説している。

要するに意識の中枢であるインディビジュアリティがあって、その分霊を受けた魂の集団、いわゆるグループソウルがある。

その魂の一つにも相 facet  《ファセット》があり、その相 《ファセット》が地上へ誕生してくることもある。

 

一つだけのこともあれば二つ、三つ、あるいはもっと多くの相が一度に一個の人間として誕生してくることもあり、全部が、つまり一個のダイヤモンドがそっくり誕生してくることもある。

 

魂が大きいというのは相が数多く携えているということである。使命が大きいほど多くの相を携えている。

ダイヤモンドに例えられているのは一個の魂のことであり、その魂がたくさん集まって一個のインディビジュアリティを構成している。

 

地上で "自分" として意識しているのは脳を中枢として顕現している地上特有の人物像であって、その中において霊的自我の占める要素は極めて少ない。

よほどの切実な試練でも体験しない限り目覚めない。
そこでシルバーバーチは安楽な生活より苦難の生活の方が有難いのです、と言うわけである。


なお以上の説明は "霊側からみた場合の違い" であって、それを人間側からどう理解するのかは、例えや用語の受け止め方によって各人まちまちであろう。

シルバーバーチがたびたび言っているように、用語にはあまりこだわらない方がよい。

 

 

◆6

霊界では一個の霊が数か所で同時に仕事をすることができると聞いております。

これはグループソウルの原理と関係したことなのでしょうか。

つまり一個のダイヤモンドの複数の相の一つ一つが行うことが、あたかも一つの相が同時に行っているように思えるのでしょうか。

霊界ではさまざまな霊相を表現することが出来ますが、一個の霊が複数の相を別々の場所で同時に表現することはできません。

一度に一つの場所にしか存在できません。

ただ、地上の人間のように物的条件による距離の制約は受けません。

たとえば地上の距離にして何千マイルも離れたところへでも、行きたいと思えば一瞬の間に行くことができます。

それはダイヤモンドの一側面、つまり、グループソウルの一個の単位であることとは何の関係もありません。

その側面が全体としての進化に寄与するための体験を獲得するために地上へ誕生します。

 
 
◆7
その結果ダイヤモンドが全体としてより立派なものとなるわけですね。

そういうことです。
一段と深い霊的覚醒と発展が得られるからです。
各側面が地上での体験によって霊性を高めるのです。
地球も本質的には霊的進化の場としての存在価値を有しているのです。
そうでなかったら存在しないはずです。

 

 

 

(ブログ管理者追記)

 

 

【訳者注】で記載されております以下の箇所、

 

これまでインディビジュアリティ ~ 一個のインディビジュアリティを構成している。」

 

について、私個人としては100%同意出来ていません。


また、(訳者の近藤氏には失礼かもですが)本文中のシルバーバーチのメッセージの翻訳の内容にとても違和感のある箇所もあります。

 

だからといって私個人が「魂・霊・意識・再生」について正しく説明できるわけでもありませんが・・・


私が『魂・霊・意識・再生』の連載に限って英語の原著の記載に拘るのは、こうして日本語翻訳本を今まで読んで来た際に、


「本当にシルバーバーチがそんな風に言っているのか?」


と疑問を抱かざるを得ない点が往々にして存在していたからです。


私なりの現時点での見立てはありますが、また、どこかで総括してみたいと思っています。

 

 

 


 

 

ここまでお読み下さり、本当にありがとうございました