要塞警察 | 今日見た映画の感想です

要塞警察

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ジョン・カーペンターの要塞警察

監督/脚本/音楽:ジョン・カーペンター
出演:オースティン・ストーカー/ダーウィン・ジョストン/ローリー・ジマー

1976年 アメリカ

カカカカカカカカ…
でぃんでぃでぃでぃでぃん・でぃんでぃでぃでぃでぃん・でぃんでぃでぃでぃでぃん・でぃんでぃでぃでぃでぃん♪


シーンごとに繰り返される、監督の作曲したBGMがとても良い味わいです。

まだ無名で学生のジョン・カーペンターくんが、少ない予算で作り上げた映画だそうです。


愛でられてつくられた映画の素晴らしさを持っています。

引っ越しするのでモノがなくなっている警察分署に犯罪者が護送されてくる。
何かの抗争の報復で頭に血の登ったチンピラどもに狙われ、犯罪者と警察官というカキネを越えて徹底抗戦に入る数人の人々。夜が明けるまでの攻防。

女性の描き方が良いですね。めちゃめちゃ魅力的な女性が出てきます。

犯罪者から警察官への「たばこもってないか?」

という質問が4度繰り返される。
それに対して警察官が、どう答えるか。

そのへん、おもしろいです。

いい感じです。監督が、人を信じて何か作っていて、
カットしてしまっていい部分はしっかりカットして、シンプルでセンスがあります。
繰り返し攻撃を仕掛けてくるチンピラはまるで最後はゾンビみたいに、なってます。

すてきな映画ですね。

映画を今撮影中の学生さん、
頑張ってくださいね。


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あと、2005年、別の監督によるリメイク、「アサルト13要塞警察」は、

ジョン・カーペンターの要塞警察に足らなかったものは火薬の量だけだ!

ということに気づいて、あまり手を広げないほうがよかったですね。
雑です。役者もったいねぇ。


丁寧でない、途中で訳わかんなくてほうってしまったような映画はまずいです。