こんにちは、fujiです。

 

今日はちょっと重たい話です。

皆さん子宮頸がん検診受けていらっしゃいますか?

一時前には、予防ワクチンの是非についても話題になりましたね。

その時に定期的な検診を意識し始めた方もいらっしゃるでしょうか。

 

私は昔から、悩みがあったり疲れたりすると、

婦人科系に支障をきたして不正出血をしては病院にかかっていました。

母が私が小さいときに子宮を全摘しているので、

姉も私も遺伝について心配されて育ちました。

 

私が初めて検診を受けたのは大学生の頃です。

子宮頸がんの原因と言われているヒトパピローマウィルスは、性交で感染します。

大学生になり、いろいろな初めてを経験して、順調な大学生活を送っていました。

それなりに悩みもあり、疲れた時にまた不正出血をして訪れた病院で、

「そろそろ子宮頸がん検診を受けてみませんか」と、

先生に勧めていただき、その日は予約だけして帰りました。

初めてのことでもあり、緊張と不安で母にすぐに電話して、子宮頸がん検診を受けることを伝えました。

・・・今思えば、本当に大げさで、本当に親離れしていなくて恥ずかしいです。

 

それでも、母もとても心配してくれて、その日は一緒に病院に付き添うと申し出てくれましたが、

一人暮らしをしていて、病院は実家からは少し距離がありましたので断って、一人で受診しました。

検査自体はなんてことなく、一瞬で終わりましたし痛みもありません。

結果を聞くために、また予約をして帰りました。

 

検査の結果はよくありませんでした。

精密検査の予約をして、検査を受けるまで頭の中は不安でいっぱいで、

 

検査当日も、予約時間が過ぎても緊張と不安で涙が止まらず、

落ち着かせるために空いているベッドでしばらく寝かせてもらい、

看護師さんに頭をなでてもらいました。

 

細胞診は、ピンセットのようなもので、子宮頚管の周囲を8回くらいつまんで細胞を摂取します。

ピンセットで肉片を摘み取るときの、パチンッ、パチンッという音がとても恐怖でした。

痛みは人それぞれといいますが、私はあまり痛みを感じませんでした。

 

検査結果は、異形成でした。

がんに変異する前の病変です。

よくわからないけど、涙が止まらなくて帰るのが大変でした。

当時はいくつも病院を回りました。

初めて検査を受けてから1年間で受診した病院は6つです。

若かったので、男性のお医者さんは苦手で、女性のいる病院を見つけては検査をしてもらいました。

何も変わらないのですが、受け入れられなかったんだと思います。

両親にはとても心配をかけました。

少々恰幅のいい父が、次に会ったときひどく痩せていて、自分はとても親不孝だと感じました。

それから、3か月検診が6か月検診となり、1年に。

そのまま悪化する人もいますが、私は悪くなることはなく今に至ります。

 

社会人になってからは、会社からアクセスのいい大きな病院にかかって定期的に検査を受けていましたが、

その先生が転院してしまって以降、検査をさぼってしまいました。

 

1年前に家の近くのクリニックで検査を受けて、結果は異形成。

最近また不正出血があります。

11月の中頃に大きな病院での細胞診を予約しました。

トイレで血交じりのおりものを見る日が続き、不安でネットで関連語句の検索ばかりしてしまいます。

 

検査を受けるしかないし、

検査結果を聞くまで不安がってもしょうがない。

思い悩んだら、余計に悪くなるののもわかっています。

 

ブログにも子宮頚がんで手術を受けた人、子宮体がんを患っている人、

私なんか比べ物にならないくらい不安の日々を過ごしたり病気と闘ったりしている人がたくさんいます。

それなのに、どうしてこんな中途半端な状況の私のことをブログに書こうとしたのかというと、

客観的に見れば大したことがなくても悩んでいる気持ちをシェアしたかったのと、

不正出血をただの不正出血と捉えずに、病院に行ってほしいと思うからです。

 

読んでくださってありがとうございました:)

 

fuji