注)ネタバレストーリーです。今から見る方、今から原作を読む方はご注意ください
なお、テレビドラマよりも原作コミックを優先させていただきます。あしからずw

特にドラマのこの回のep5〜ep6につきましては2巻をギュッとまとめてストーリーが進んで行きます。
ドラマ構成のため話が前後はめ込まれていて縮小してあるため ない話もあります。2巻を丸ごとになり長くなるので今回は前記事の続きです。


ハッピー・オブ・ジ・エンド
おげれつたなか著
ドラマep5〜ep6  コミックep10〜ep12


マヤにみつかったことで浩然はマツキさんに引っ越しするための物件をお願いした。
もう、諦めなさいよ。過去からは逃げられないのよ
逃げれるさ 俺は逃げる

浩然は震えが止まらない。マヤの怖さが昔よりずっと怖い。そこには絶対に失えないものがあるから

#浩然
はじめまして 精通してる?
マヤとはじめてあった時から嫌な感じがした。「その部屋」でマヤは絶対だった。その日の機嫌で暴力を振るわれ食事や水を制限され スーツケースに閉じ込められたりする。
痛くないよ。痛いと思うから痛いんだ ほら
殴られて少しでも表情に現れるともっと殴られる それから仕事をさせる。薬のせいもあるのか言ってることはコロコロ変わり 度々動かなくなる。
「その部屋」にしか居場所がなかったから…

お前、人殺せる?
客のリクエストを受け死なないまで殴る指示通りにした時 マヤはたいそう喜び隼人(浩然)をほめた。
”逃げられるチャンスはたくさんあった 俺なんかいつでも死ねる 死ねば解放される。でもまだ一度も生きてない“


引っ越しすることになるが荷物は捨てないといけない 残念そうな千紘。
千紘、俺の千紘 やっと手に入った 絶対に奪わせない 千紘がいなきゃもう…

俺がいなきゃ 生きていけなくなってくれ
もうなってる。

千紘はカラオケ屋でバイトを始めた。そこで女子高生のバイト小森に話かけられライン交換して欲しいと言われた。スマホを持っていない千紘はパソコンのIDを教えた。

はぁ〜?女子高生に惚れられてんの?
わかんないけど なんかそんな感じ…
バイト帰りに植木鉢を買って来た千紘はなにか植えようとした。部屋が殺風景だからだが今は冬。マヤが東京にいない日に急いで引っ越しをしたばかりだった。
浮かない浩然が用事で朝方戻ると出て行く。千紘は加治を呼んで酒を飲むことにする。本当は加治にマヤのことを聞くためだった。
ケイトを親友だと言っていて 薬中すぎて話が通じない施設育ちで本当の名前、年齢も不明で ケイトのせいで捕まったことを恨んでいる。千紘も気をつけないとなにをしでかすかわからないと…

さっきより真面目な顔で“本題”を加治に聞いた。
「今の本題じゃなかったのか
もうすぐクリスマスがくるのでケイトの欲しいものを加治に聞きたかった。

「しらねぇわ バカ」

浩然に渡すクリスマスプレゼントのことを悩むが千紘には全然わからなかった。
するとバイト先のカラオケ屋から24日に出勤して欲しいとメール
イブに過ごせないことを浩然に話すとちょっと暗い表情になった。まだプレゼントに悩む千紘…

12月24日 浩然はいつものスカウトの仕事中 千紘からのメールを受け取る。バイト先に迎えに来て

25日 浩然はチキンを買って千紘を迎えに行くと千紘はチキンとケーキを買っていて それと浩然にマフラーを首に巻いた。
前 マフラーもらったから
今お前にすげえキスしたい
ゴチッ…ちゃんとキスができなくて 笑い合う。
蔓延の笑みで浩然はありがとう。イブ一緒にいたかったと本音を言う。
年越したら初詣も行こうな うん
酒飲んで抱きあって 気がつけばクリスマスが終わりかけていた。


ムカついたんだ
普通に生きてる奴みんな死ねばいい みんな俺くらい不幸になればいいのに…お前ズルいよ。

前に買った鉢植えにパンジーの種を植える千紘。
年越しはオムライスが食べたいとリクエストして浩然はマツキさんとの食事に行ってしまった。

千紘のバイト先の女子高生小森からのメールが“年越し明けに初詣行きませんか?” いろいろな理由で断りづらい

マツキさんと食事している浩然
最近の隼人は人っぽいわよ。綺麗に生まれてきたのにどうしてかな…
ちょっと いじってるけどね 

年越しにオムライスを食べる千紘と浩然。千紘は格闘技中継を楽しみにしていたのに 浩然からのちょっかいで結局見れずに 新年を迎えることになった
今年もよろしく よろしく 外は雪になっていた。

浩然 起きろ 初詣行くぞ
眠そうにしていた浩然はガバッと起き上がる。
とりあえずお参りをするため並んで順番を待ってお祈りをする。千紘は横にいる浩然がお祈りをしながら涙を流しているのを見て声をかける。声を殺して泣き出す浩然
”普通に生きるってなんだろう 一瞬が過ぎていく これ以上 何を願っていうんだ“ 

年明けバイトに出勤しての帰りに小森から一緒に帰ろうと声をかけられる。千紘は小森に恋人と同棲していることを話す。
すると後ろから車のクラクションの音が聞こえて その車がふたりの前に止まり 窓が開いた。
あれぇ、千紘くんじゃん。家まで送ってあげるよ
乗れよ
千紘の目の前にマヤが現れた。



2巻には書き下ろしとおまけエピソードがあります。おまけのエピソードのすっとぼけ加治の話が面白いです。
「ケイトって受け?攻め!?」
加治には興味無くて受け、攻めとか言われてもそんなことは知らないしわからない。
「ケイトは我慢そうだから受けだと思う〜」
反応ができない加治だったが ケイトに会った時に聞いてみた。
「お前我慢だからボケなのか?」
受けと間違ってボケと聞いている。
「はぁ?なにそれ? ボケじゃねぇし」
確かにケイトは攻めなのでボケ(受け)ではない
これはおもしろエピソードは2巻でお楽しみください。


ドラマでちがうところがありますが まあまあ原作に近いシュチュエーションになっていると思います。前後を入れ替えてストーリーをつないではいますね。お参りで涙を流す浩然は初詣だからめちゃ意味があったと私は思うし 印象ある場面なのに ドラマでは近くにあったからお参りしましたは ついでっぽくて もったいないです。
ドラマでのオリジナルは幼い浩然がまだお母さんと暮らしていた時 男にいやらしいことをさせられそうになっだけど 寸前でお母さんが現れて男を追い返すところとお母さんが浩然を置いて出て行くところですね。ほかにはちょこちょこあるけどね。

さて、次で最終回になります。(早〜)
原作コミックのように見ながら滝のように泣かせてくれるのか?
私はコミック3巻を開いただけで涙が止まらないんですけど〜


余談ですが千紘と浩然の撮影時 ずっと作者のおげれつたなか先生が顔を見せていたそうです。
浩然が千紘の頭にビール(本物のビール)をかけるシーンの前にはおげれつたなか先生がいたそうなw