修業が進み、信者が更に救われるためには勧誘しなければならず、人にも霊による原因論を信じさせるか押し付けなければならなくなります。家族・職場・親戚間での押し付けはハラスメントとなり、教えを持ち出せば否定されるのを避けるために信者のハラスメントは陰湿性が伴います。
これに対して人の行動を目的論で考えると、人は様々な感情を自分の目的の為に使います。信者の周囲の人が教えの目的を知り、信者の望むように教えを信じることがなくなると、「教えを信じない人は不幸にならなければならない」という信者の目的の為に周囲は信者の不機嫌な感情に不幸にさせられます。
信者を不幸にする霊は接心で曖昧に示され、信者の状況を知る指導者によって肉付けされて、「これくらいで済んだ」などと方便を言い、信者の不幸の原因である霊は一つ一つ多くなっていきます。
この不幸の連鎖を知り、信者からの不幸を避ける目的を持てば、自ずと信者の教えを信じない者を不幸にする感情に振り回されてはいけないと気づけます。相手が動じれば「背後霊が望んでいる」とも考えてしまう困った信者にむやみに反応しないことをお勧めします。信者に不幸な想いをさせられないために。