
全国統一目前に迫った豊臣秀吉が、小田原北条氏を攻め、支城である湖に浮かぶ「忍城」に、石田三成を総大将として2万の大軍を送り込む。守るは、成田長親を城主とするたった500騎の軍。常識では考えられない「降伏開城」ではない、「抗戦」の選択・・・。
詳細は、原作を読んだ際にブログ に書きましたので、割愛します。
楽しみにしていた映画の公開。実は、豊臣方の三成による戦術、「水攻め」のシーンがあまりにリアリティがあり、東日本大震災での津波を想起されてしまうことに配慮して、公開を1年延期させていたのだとか。
舞台となった埼玉県行田市には、「忍城」や「石田堤」、三成が本陣を構えた「丸墓山古墳」などが今でも当時の面影を残しているところが、とても感慨深いものがあります。たった400年余り昔にこんな大事件が起きていて、また、今まで語り継がれていることを彼らは予想していたでしょうか。史実にもとづいたノンフィクションの歴史物の魅力と言えるでしょう。

舞台となった、丸墓山古墳(埼玉県行田市)
小学校の社会科見学で訪れた記憶が微かに…。

北海道・苫小牧に作られた「忍城」の巨大ロケセット
なんと東京ドーム20個分!
石田三成以下、有力武将(大谷吉継、長束正家etc)達のその後の生涯などを全てWikipediaで読んでいたら、今日という1日があっという間に終わりそうです。