日頃お世話になっている人たちの1年を振り返るブログや投稿がSNSに溢れていて、その大半の方が
「新しいことや困難に直面して大変だったけれど、振り返ってみると貴重な経験になった、成長できた、いい1年だった」
ととてもポジティブな内容が多い様子で、読んでいて嬉しくなります。
僕も同じで、2011年は特に仕事においては新しい挑戦や、環境の変化、成功、失敗の連続で喜怒哀楽に富んだめまぐるしい1年だったように思えます。
胸を張っていえることは、年々仕事が面白くなってきていること。
社内はもとより、社外の方との交流も昨年以上に盛んになり、自分よりもずっと若い人たちが素晴らしい仕事をしているのを目の当たりにし、沢山の刺激を受けることができました。早く逆の立場になりたい。
やりたいことが多すぎて、できていないことも多いので、気持ちはあっても行動が伴わないもどかしさはありますが、
来年はこれをやってやろう、これができるようになろう、という期待で胸膨らんでいます。
年末の暴飲暴食で腹も膨らんでいます。
タイトルの「信頼する≠よりかかる」とは、今年仕事をする中で感じることの多かった象徴的な言葉だと思っています。
それは、上司、同僚、部下にかかわらず、周りの人たちをもっと信頼しなければいけない、自分が思っている以上に周りを頼りにしたり、相談してアドバイスをもらったり、助けを求めればしっかり応えてくれるということ。助けを求めずに自分だけでやろうとしてスピードも質も欠いたり、メンバーの成長スピードを止めてしまうこともあったことでしょう。
一方、それは周りの人たちや組織によりかかっていいということではありません。
最終的には自分が頭で考えて行動しなければいけないのですから。
「組織やチームは何年も同じメンバーで続けられるわけではないから、指示待ちではなく、常に1日1日を大切に自走できるようにならなければいけない」などと一丁前に偉そうなことを言っておきながら、立場をわきまえずちょっとしたことで一喜一憂したり、大人気なく冷静さを欠いた言動をとって、恥ずかしい思いをすることも何度かあったように思います。
これも目の前のことに真剣に取り組んでいることのあらわれだと、大目に見てもらえると嬉しいのですが…。
先日のブログでも書きましたが、来年のテーマは
「自分だけでやる」→「組織でやりとげる」へです。
5年前くらいの会社の目標設定シートが
「ワークアホーリック」→「24時間仕事バカ」と書いて滑っていたことを思えば、
だいぶ目線が高くなったものだなと自画自賛して今年はおわり。