小坂精錬~世界の「革新的企業」ベスト50 | ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ

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人材紹介会社の事業企画・マーケティング担当。しごと・キャリア・マーケティング・雑誌・ネット・スポーツ・デザインなど関心分野は際限ありませんが「これは」と思った情報を自由奔放に発信してゆきます!新たな気づきや共感・笑いを感じていただければと思います。

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Never Ever Ever Give Up!
(がんばれ!日本は必ず復活する)


東北関東大震災の世界各国の報道と、日本へのへのエールを集めた最新号のクーリエは、日本人としてとても心温まるものでした。一部を紹介します。

Ils sont calmes, ils ne pleurent pas, ils ne courent pas.
(彼らは泣かない、走らない、冷静なのだ。~仏・テレラマ)

Japan is not alone. The world stands ready to help.
(日本は一人ではない。世界はいつでも助ける準備ができている。~新西蘭・ドミニオン・ポスト)

Another resilient response is a safe bet.
(この国が再び不撓不屈の精神を発揮することは確実だ。~英・タイムズ)

Yet the nation that literally rose the ashes after WWⅡ could be expected to stage another miracle.
(第二次世界大戦後の焦土からまさに復興した日本は、また奇跡を起こすことができるだろう。~パキスタン・ネーション)


この号で採り上げられていた、米・Fast Companyが発表した世界の「革新的企業」ベスト50(2011年度版)はとても興味深いものでした。★印が昨年ランク圏外だった新顔なのですが、「革新的」というだけあって、大半が新しい顔ぶれ。米国での調査ということもあり、アメリカ企業に偏りがあるのはいたしかたないのですが、日本企業を探してみると・・・。

1.Apple
2.Twitter
3.Facebook
4.NISSAN★(日産自動車)
5.Groupon★
6.Google
7.DAWNING INFORMATION INDUSTRY★(曙光信息産業)
8.NETFLIX
9.Zynga★
10.Epocrates★
11.Trader Joe's★
12.ARM★
13.BURBERRY★
14.KOSAKA SMELTING AND REFINING★(小坂精錬)
15.Foursquare★
16.ESPN★
17.Turner Sports★
18.HUAWEI(華為)
19.INTEL
20.Syncardia★
21.DONORSCHOOSE.ORG★
22.EBAY★
23.NIKE
24.Linkedin★
25.WIEDEN+KENNEDY★
26.Yandex★
27.Amazon
28.Opening Ceremony★
29.IBM
30.AMYRIS★
31.Double Negative★
32.Kaspersky Lab★
33.Pepsico★
34.Univision★
35.SNOHETTA★
36.Marks&Spencer★
37.Microsoft
38.Solarcity★
39.SHADDI.com★
40.Voxiva★
41.Cisco
42.Enerkem★
43.Samsung
44.Pandora★
45.GE
46.長春大成集団★
47.Azul★
48.Stamen Design★
49.FX Networks★
50.Madecasse★


たったの2社。
しかも「小坂精錬」っていったい何の会社なのでしょうか。

■本社:秋田県鹿角郡
■事業:銅や鉛の精錬、濃硫酸の製造などを行うDOWAグループの傘下企業
HPによると…「小坂製錬の最大の特徴は、有価金属を多く含む複雑硫化鉱を処理できる国内唯一の製錬所であるということです。製錬技術のみならず金、銀、銅のベースメタルからビスマス、インジウム等のレアメタルに至るまで多種類の有価金属回収をリサイクルしています。」
■HP: http://www.ink.or.jp/~koyou/Kaiin/hp/kosaka_seiren/index.html

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HP質素すぎる…。

スクラップから金や銀、レアメタルも採取することから、クーリエでは「現代の錬金術」と評されていますが、この脅威の14位へのランクインもHPでは全く触れられていません。(Wikipediaには載っています。)こういうわが道を行く渋い会社好きです。思わず応援したくなってしまいますね。

全体を見渡すと、
①SNS系、ECサイト系(Facebook、Twitter、Zynga等)
②医療・バイオ系ベンチャー(Epocrates、Syncardia等)
③資源リサイクル、太陽電池等のエネルギー系(AMYRIS、Solarcity等)
④動画、TV、ラジオ、映画などのメディア系(Netflix、Univision等)


の4分野の企業の顔ぶれが目立ちます。
これらの分野の台頭ぶりは日本国内でもすでに起きているか、近々影響してくるところかと思います。

さて、人材の流れやいかに?一反木綿