最近、庭ネタばかりやっているので、タマには趣向を変えた記事を。。。

ブログを休止していた2年間に撮り溜めた画像の紹介等もしていきたいと思います。

 

さて、話は飛びますが、TSMCの進出によって、不景気が続く日本にあって垂涎の好景気・・・なんて、世間一般では言われている熊本ですが、儲かっているのは工場周辺の地主さん、不動産会社、工事関係の下請けの仕事を貰っている地場の土建屋さん、工場周辺の飲食屋さん位で、一般県民にはなかなかお溢れが回ってきません。

まぁ、これまで予算不足を理由に後回しにされていた中九州自動車道の整備等は加速するようですが。。。

ただ、その反面、TSMCの求人で時給をいきなり東京並みのベースに引き上げたものだから、ソレで無くても人手不足の地場企業さんはかなり苦しんでいるようです。さらに、熊本は“シリコンアイランド“の拠点として、これまでも多くの半導体工場があったのですが、最近、熊本市内で採取された地下水に汚染物質が混じっている事が分かりました。しかし、行政の見解は「今のところ健康被害はない」として、今後も継続的な調査を続ける・・・という曖昧なものでした。

う〜ん、確か、水俣病の時も熊本県は、チッソを庇ってメチル水銀が水俣病の原因であるという科学的証拠の隠蔽に手を貸したことがあったっけ。。。

それに水質汚染がないにせよ、世界的な巨大工場が地下水を汲み上げてしまうと、地下水の枯渇なんて事にもなりかねません。熊本県は、工場で使用した地下水は地下に灌流させるので、下流の地下水量に影響ないと言っていますが、いやいや・・・熊本市周辺の地下水の湧水量は間違いなく減っているでしょう。江津湖なんか、私が子どもの頃に水遊びしていた場所が今は完全に干上がっているし。。。

 

そんなこんなで、TSMC進出が熊本にとって“吉“となるか“凶“となるかハッキリするのは、いずれにしても数十年後の事。。。

今は、地道にコツコツと安全な農産物、綺麗な水、美しい自然をPRしていく事が大切なのかな・・・と個人的には考えています。

 

前置きが長くなりましたが、熊本のシンボルといえば「熊本城」と阿蘇です。

今日は、昨年の11月に撮影したライトアップされた熊本城の画像を掲載します。

 

 

熊本地震以降、多くの方々の支えによってココまで復興しました。

熊本においでの際には、ぜひ立ち寄って頂きたいと思います。