天気予報では今週末は梅雨空も一休みで“晴れ ”であったハズの熊本地方。。。
でも、実際は土曜日が“曇り時々雨
今日は、朝から雨が降っていました。
先々週に台風が近付いて以来、ズゥ~ッと雨です。
まぁ、梅雨だから仕方がないのかもしれませんが、週明けから休日出勤が続くまめ八としては、ちょっと残念 

ところがそんなまめ八の気持ちをお天道様が察してくれたのか、昼前から天気が回復し始め、梅雨の雲間から青空が顔を覗かせてくれました。

こうなると居ても立ってもおられません。
ジメジメ・・・ムシムシ・・・が続くこの季節。。。
どうせ汗をかくなら気持ち良く汗をかきたい
今日は、子どもたちも用事が無いという事なので、久しぶりに家族揃って日帰り温泉ドライブに出かけてきました。

この日、訪れたのは、熊本市から車で約40分の場所にある、南阿蘇村(旧久木野村)にある旅館「竹楽亭」です。

 
  
  


この「竹楽亭」さんは、阿蘇外輪山の一つ、俵山の麓にある竹林に囲まれた全室離れの静寂の宿です。
ゆったりと温泉に浸かりながら、聞こえるのはただ鳥のさえずりと竹林や雑木林を抜ける風の音だけ。。。
そんな癒しの宿です。
何より従業員さんが、日帰り入浴客と解っていても玄関先までお迎えに出て来て頂いた事には感心しましたネ。


 
  

 
地元熊本に住んでいるまめ八は、残念ながら自宅からわずか40分の宿に泊まる贅沢は許されないので勿論、日帰り入浴です。
料金は大人が500円、小学生以下が250円です。
宿泊客は多かったようですが、離れになっている各部屋に温泉が付いているせいか、大浴場は殆ど貸切状態でした。
泉質は単純アルカリ泉。
浴室内の施設はやや古さを感じさせましたが、掃除が行き渡っていたのでとても気持ちよく入浴が出来ました。
浴槽は、湯温がやや低めの「ぬる湯」、43℃の「あつ湯」、それに露天風呂があり、露天風呂の一角にはサウナがあります。
約1時間半、ゆっくりと温泉を楽しみ帰路にきろにつきました。
でも、時計を見るとまだ午後4時半。。。
夏至を過ぎたばかりなので、あたりはまだ夕方とも呼べない位に明るく、このまま家に帰るのは勿体無い気がしてきました。

そこで、この日は俵山トンネルの手前から左折して旧道の俵山峠を越えるルートを通って帰る事にしました。
途中の俵山峠には、阿蘇・南郷谷と熊本平野から有明海、遠くは島原半島の雲仙や天草諸島、不知火海まで望める展望台があります。
また、原野の中に風力発電用の風車が林立するという隠れた景勝地でもあります。
そして・・・
実は、この俵山峠はまめ八がウチの奥さんにプロポーズした想い出の場所でもあります。


 
  

久しぶりの青空。。。やっぱり青空が気持ちいい~ 

 
  
  
  

ありゃ~。。。熊本平野の方は雨が降ってるよ~
梅雨の天気って本当に不安定ですよネ~。


 
  
  


久しぶりに拝むお日様もギラギラの夏の太陽です。
今年は余り暑くないとイイけど。。。
青空に浮かぶ雲も いつの間にか夏の表情になっていました。
そう言えば今日から7月ですよねぇ~。。。


 
  
  


北の方角の眺望。。。
夏草がここぞとばかりに繁茂しています。
人間にとっては鬱陶しい梅雨の季節も、野生の動植物にとっては盛夏に向けての成長期であり、子育ての時期でもあります。 

 
  
  


夏の陽光を受けてキラキラと輝く夏草が、風が吹き抜ける度に波打って、まるで見えない生き物が草原を走り抜けていくようです。 

“ギィ~ッチョン、ギィ~ッチョン・・・”

耳を澄ませば、まだ数は少ないモノのキリギリスの鳴く声が吹き渡る風の音とともに聞こえてきました。


 
  

 
2013年の夏も、すぐそこまでやって来ているようです。

 
  


この季節、阿蘇の原野に見られる山野草“ユウスゲ”も咲き始めていました。

 

 
  


この花が咲き始めると、阿蘇もいよいよ夏を迎えます。

 
  

 
ユウスゲと風車。。。写真を拡大して見て下さいネ。

 
  

 写真の奥に明るく見える場所が有明海です。
空気が澄んだ日にはこんな風に有明海や対岸の島原、南の方では不知火海、北の方角では佐賀まで眺望できます。
まだ入道雲は見られませんが、空の色、雲のボリュームが初夏の訪れを感じさせます。


 
  
  


さて、今日から7月です。
でも、今朝も雨が降っていました。
一時的に晴れ間が覗くことはあっても、6月18日から毎日雨が降っています。

もう雨はいいや。。。
この鬱陶しい梅雨もあと20日程で終わる事でしょう。 
でも、梅雨末期の集中豪雨は勘弁して貰いたいです。

【竹楽亭】
 〒869-1411 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰3208-1
 0967-67-1212