中庸〜中東でのテロについて思うこと[No.192] | 起業して不安はあるもののワクワクしている50歳・IT技術者・中小企業診断士のブログ
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中東で人質として囚われていた2人が処刑された。そのことに対して、自己責任だ!とか、その反対に、政府が何もしないからだ!みたいな意見を毎日のように耳にする。僕は危険な所に自らの意志で行ったのだから仕方がない、ように思う。でも、政府がそれを自己責任として放っておけるワケがない。お金、つまりコストといった理屈よりも、命にたいする感情の方が圧倒的だからそういった観点で政府の動きは適切だったと僕は思う。


それと、今回の件について、もっと語られるべきこともあると思う。何であんな、おっかないやり方で支配しなっきゃいけないんだろう?ってことについて。理由は、歴史的に一早く近代的な効率性やパワーに目覚めたことで中東の土着の勢力に対して優位にたった欧米諸国が、自らの資源や宗教への思惑を優先した中東地域での強引なコントロールに対する反発だ。テロ組織は、まっ正面から戦ってもかなわない、だから神出鬼没なテロ、人質を利用した巧みな、おっかなすぎる情報戦術が有効なんだって考えている。

ニュースでは起きていることを表面的に刺激的に一面的にしか伝えてくれない。どっちかが完全な善で、反対側が完全な悪なんてこと、めったにない。テロ自体は絶対、何としても止めなければいけないけど。そうするために歴史とか、宗教観とか、広い視野をもって、自分と異なる立場への配慮が大切だと思う。

お互いが、制限された情報によって、どっちかの極しか分かってなくて、どんどんそっちに傾倒していって、相手が分かってくれないからといって、さらに、極を極めてしまう。大概において、そういうことって一人よがりなものでお互いに失われるばかりだ。両の極を意識しないで、何となく、周りがそうだからってことでの楽な選択は、自分が大切にしていることに関してはしたくない。


ノーボーダーを歌ったジョン・レノンのイマジン

iPhone/iPadの業務用アプリの開発会社を起業しました。
社名:Radical Balance(ラジカルバランス)株式会社
調和だけではつまらない、極端だけでは怪しい、だからいい塩梅でってことでネーミングしました。下記ホームページにそういった思いを綴っています。
ホームページ
http://www.radical-balance.co.jp
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連絡先
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