汚れちまった悲しみに[No.63]中原中也の詩。僕は勝手に、社会の汚さに絶望しちまった、そういうふうに解釈している。社会に出て分かったことは純粋さとは弱さ。だから清濁わきまえ強く生きる。汚さへの悔しさ、悲しみをガソリンに。音楽はそういった感覚を研ぎ澄ましてくれる。