浪人して、

メンタルを 立て直しながら、

必死に 頑張っていた冬休み

 

 

現役で、

名古屋大学に 合格した

小学校の頃の 親友が

 

充実してますか

 

…と、年賀状を 寄こした。

 

あれほど、

腹が立ったことは なかった。

 

 

…とはいえ、

それが、

ラストスパートへの

火をつけ、

合格へと つながったワケだが。

 

 

彼女、Mへの 腹立ちは

収まらない。

 

 

私は、

希望の外国語学部に

入ったのだが、

 

1年生の時から、バイトして、

ようやく

卒業旅行に 行ったとき、

パリで、Mに 絵葉書を出した。

 

今、充実しています…と。

4年経って、

ようやく 言い返すことができた。

 

 

 

だが、

そのことを、Mは、

○○に 泣きつき、

 

私の先生の

彼女を 庇うハガキが

 

会社を辞めて、

ボロボロになっていた私に 

旅先から 送られてきた。

 

 

そして、

トドメを 刺すように、

 

Mもまた、

結婚しましたハガキを

送りつけてきた。

 

 

結局、

私が、負けたことに

なるのだろうか。

 

 

こんな やり取りに

嫌気がさし、

 

それ以後、

他の子が

どんな イヤなことを

してきても、

 

やり返すことは

しなかった。

 

 

みんな、

あの 結婚しましたハガキで

私に 勝ったと、

思いこんでいるのだろう。

 

 

愚かな ことを…と、

私は、

蔑むだけである。

 

 

 

Mは、

私のことだけを、

いまだに 持ち出して、

みなさんに

私が 意地悪だと、

泣きついている。

 

 

みんなが、

忘れた頃に、

 

あるいは、

それを知らない人に、

 

私の裏の顔を

暴露したつもりで いるのか。

 

 

Mこそが、

一番の ワルではないか、

 

何度、

同じバカを 繰り返すのだろう

…と、

笑ってしまう。