聞けば、

彼は 大学4年生。

院に 進学するという…。

 

 

 

それは、

さっき、行ってきた皮膚科の

待合室でのこと。

 

 

 

連休明けで、

診察終了時でも、

超満員で あった。

 

 

私と、前後して、

そう、タッチの差で

先に入った彼だったが、

あまりの 待ち時間の 長さで、

おしゃべりが 続いた。

 

 

 

彼も、一人暮らしで、

普段、話す人も無いから…と、

私の話を 楽しそうに 聞いてくれた。

 

 

そんな感じで、話が 弾み、

彼の好みそうな しおりなど、

どうですか?…と、プレゼント。

 

 

 

歳に 似合わず、

私のスマホに 入っている有名人を

ほとんど みんな 知っていて、

 

特に、

オードリー・ヘプバーンは

伝記も 読んだという、ファンであった。

 

!!!

私、ただ ただ  ビックリ。

 

 

息子と いうには、

若すぎる彼であるが、

気が合って、

とても、楽しい ひと時だった。

 

 

話し相手に なってくれて、

ありがとう。

…嬉しかった。

 

 

***

 

 

こんな風に 

話し合える人が いてくれたら…と、

思うのだが、

 

 

あの人は、

電話さえ、寄こさない。

 

メールの返事も 来ない。

 

別に、

作り話を 書いたワケじゃないのに。

 

 

そのうち、待ちきれなくなるから、

 

どこかの 歯科医院に 

行かねば…と思ってる。

 

 

 

ワタシ、

ほんっと

バカみたい!!