日本では、春のイメージはピンク。

桜色。

 


ニューヨークに住んでいたころ、厳しい冬を抜けて気温が少し和らいで春になってセントラルパークへ行くと、毎年、まず黄色い花がたくさん咲いていました。そうやって、春にはピンクの波がやってくる前にまず黄色の波がやってくるんだなあと知ったのを、こちらのブログ↓に書いたばかりですが、

 

 

 

 

今月の絵本読み聞かせボランティア用に、図書館へ行って選んだのはこちら
 

「はるがきた」

作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: こみや ゆう
出版社: 主婦の友社

 

 

 

 

この「はるがきた」という絵本の色は黄色。

 

予想通り、作者は1915年ニューヨーク生まれのジーン・ジオンさん、絵はカナダ出身の奥さんのマーガレットさん。ともにニューヨーク在住でした。だから春の本=黄なのですね。

 

とある街に春がなかなかこなくて街の景色も人の心も暗いので、ある男の子のアイデアで人々が協力して街中をペンキで塗り始めることから始まる、ドラマチックな起承転結の展開が明快で、面白い名作に出会いました。

 

 

菜の花、ミモザ、水仙、たんぽぽ、黄色いチューリップ。

そして若葉の黄緑色。

 

 

 

 

 

 

 

一方、ボランティア仲間のママさんが教えてくださった有名な一冊

 

「仔牛の春」

作:五味太郎

出版社名: 偕成社

 

 

 

 

 

こちらは日本人作家の作品だけあって、

もちろん 春の本=ピンク  ですね!

 

 

 Songbird TAeKO

 深尾多恵子

 

 

 

 

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