ジャズのグループを名づけるときは、「リーダーの名前+編成」 というパターンが多いです。
デューク・エリントン・オーケストラ
リー・モーガン・クインテット
マイスル・デイビス・セクステット
リー・コニッツ・ノネット
それは、「バンド」というコンセプトに比べ、ジャズではバンドリーダーがそのグループの音楽的主導権かつPR効果の大半を占め、ほかのメンバー構成は流動的であることが可能で、ライブ当日のスケジュールの都合によって共演者がいろいろ入れ替わるのが日常茶飯事なため。
でも、ジャズでも、「この人でないと成り立たない」となるくらいひとりひとりの音楽性がキーポイントでメンバーが固定されると、もうそれば「バンド」と呼ぶにふさわしく、名前をつけて特化するに値します。
TAEKO's Kyoto Women Jazz Band はそのひとつ。(3月9日の京都RAG公演のご案内はこちら)
そして、2月4日(日)に京都ボンズロザリーで公演を行うこちら↓の3人も、私にとってはそんな感じ!
ボーカル、サックス、ピアノのトリオってどうよ?と思うかたは、ごもっともです。
しかし、私の完全帰国後この3人で2度共演させていただきましたが、全く成り立つんです。楽しいの。
祖田さん&栗田さんの音楽性とカリスマ性の賜物。
や、まじで、ほんとうまいし、キラキラです。
私もリスナーだったらこのメンバーで極上のスタンダードをゆっくり聴きたいと思う!
よって再登場、いよいよ名付けて
TRIO HIGHWIRE トリオ・ハイワイヤ
Highwire とは「綱渡り」の意味で、さらにその綱渡りを表現したチック・コリアの曲のタイトルでもあります。
私には、前にこの3人が揃ったライブで演奏したHigh Wireの印象が強いのです。
こちらはアルバム「Contemplation 」(2019)より↓
ライブは2月4日(日)19時30分より祇園ボンズロザリーにて。
↓会場のホームページはこちら↓
ご来場をお待ちしております!
深尾多恵子
Songbird TAEKO