加川良がこんな歌を歌ってとは。



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拓郎ファンにとっては有名な金沢事件。


事件の概要を某サイトから引用すると、


1973年5月23日“婦女暴行致傷”の容疑で逮捕されるが、後に“被害者”の女性(A子)の狂言だった事が判明。


しかし報道当初は、マスコミはこれに飛びついた。

ヒットを連発し、“テレビ出演拒否宣言”など生意気な言動にイラだっていたこともあり、『フォークの貴公子』をこき下ろした。

なぜこんな事になったのか。


その日A子は「友人の家に泊まる」と言って朝帰りしたが、ウソがばれ、両親に責められ、とっさに拓郎に暴行されたと口走った。

A子には別に婚約者がいた。

その晩のことを知った婚約者は激怒し、A子はますます口からデマカセを引っこめられなくなり、告訴せざるをえなくなった。

しかし現場にいた人の証言が次々に出て、結局、A子側は告訴を取り下げた。

拓郎の受けたダメージは大きかった。ツアーは中止。
歌うCMは自粛。他人に提供した楽曲まで放送禁止。

にもかかわらず敵対していたマスコミからの謝罪はなかった。

勿論、逆告訴するということではっきりとした決着をつけることもできたのであるが、

拓郎の母が「これから家庭を作ろうとしている人を傷つける資格は おまえにはない」という言葉で思いとどまった。

母は我が子の冤罪を晴らすことよりも、むしろ加害者である娘の幸せを願ったのである。



「2分間のバラッド」が収録されたアルバム

アウト・オブ・マインド