センチメンタル・ジャーニー(プロローグ) | Hello Again

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誰にでもほろ苦い思い出はある。

学生時代バイト先で、僕は恋に落ちた。
その子(柏木由紀ちゃん(仮名))のことを考えると、
胸がドキドキしたものだった。

最初はグループで飲みに行ったりする仲間だったが、
その後何度か二人きりでデートもした。

彼女が観たいという映画「鎌田行進曲」を一緒に観た。

エアサプライのコンサートにも一緒に行った。
手もつないだことがなかった二人だが、
この時は彼女から腕をからめてくれて良い雰囲気だったけど、
それ以上の進展はなく。。。

バイトの男友達4人(僕、恋G君、栗G君、高G君:チーム名はひょうきん会)で、
夏休みに10日間の北海道旅行に行った。
その旅行に行く前、
由紀ちゃんから手づくりのお守りをもらった。
お守りの中は、片方の真珠のピアス。

大好きな子から手作りのお守りなんてもらったら、
そりゃうれしいに決まっている。

旅行先に行って知ったのだが、
栗G、高Gもそれぞれの彼女からお守りをもらっていた。
北海道最後の札幌の夜、
僕、栗G、高Gの3人がお守りを見せびらかし、
恋Gに悔しい思いをさせながら、写真に収まった。

僕は北海道から帰ってくるのが楽しみだった。
それは、由紀ちゃんとやっと付き合えると思っていたから。
でも、それは叶わない夢だった。
チューさえも、できなかった(笑)

期待が大きかっただけに、かなりがっかりしていた矢先、
旅行から帰ってから2、3週間後にあった飲み会で
僕は、別の女の子(板野友美ちゃん(仮名))と意気投合した。
夏が終わった頃には、結局は友美ちゃんが僕の彼女になった。

結局、由紀ちゃんは僕の片思いだった。
そして、もう由紀ちゃんのことがあまり気にならなくなった頃、
由紀ちゃんは、実は僕の友達恋Gと付き合っていたことを、
かなり後から知ったのだった。

鈍いというか、なんと言うか僕はそれを全く知らなかった。
北海道に行った時は、もうとっくに別れた後だったらしい。

大学卒業後、僕は由紀ちゃんとは、
一度だけ社会人の時に会っている。
僕が友美ちゃんに振られかなり落ち込んでいる時期に、
会おうと電話で誘われたのだ。

少し期待したけど(何を?)
忙しすぎるふたりはたいした話しも出来ず。。。

それ以来ずっと音信普通だった。

あれから20年...
SNS全盛の今、ネット上で由紀ちゃんと再会。
よくぞ僕を探し当ててくれた(笑)
でも、かれこれ1年ちょっと、
なんのコミュニケーションをすることもなく今に至っていた。

そして、
もう1年半前、2011年11月18日
恋G、栗Gと久しぶりに飲んだ。
http://ameblo.jp/song-la/entry-11086228752.html


そして、3ヶ月以内にひょうきん会で泊まりがけで飲もうという話しに
なっていた。
7月14日、15日、1年半かかってやっとひょうきん会ツアー実現したのだ。
草津温泉、ホテル望雲

恋に落ちよう編につづく)