5/02+5/03、及び各種アンダー5Kブル | The world of imagination

5/02+5/03、及び各種アンダー5Kブル

まあ、後でも関連する話書きますが、下記のブル高騰の2022ヴィンテージ最新記事はなかなかの最後通牒で遠い目になります。。

ブルゴーニュ2022:価格以上の完璧さ | フィラディスワインニュース (firadis.net)

一文だけ引用させてもらうと、

「パテック・フィリップの時計を実際にいくつ見たことがありますか? このようなワインを買い、高級時計を買うのはしばしば同じ人たちです」

と言い切っていたインタビューがまた遠い目に。。(この記事、どうみてもほぼ機械翻訳なので日本語がまたクールで、3回目の遠い目。。。)

 

こんな私も、20年前には、引退時にパテックフィリップのカラトラバのオーセンティックなモデルを記念に買おうと思っていたのが今となっては、おまえはアホなのかと苦笑するばかり。

 

  ★

 

今年は年初から太平洋高気圧が強くて前線がずっと列島上にわきたっていたそうで、つまりはまっとうな冬が無かった、そしていわば、1月からずっと梅雨が続いているので、

このGWも私の住む地域は曇りが多かったのですが、

5/02,5/03はまあまあ良かったので、近場を、よく歩きました。

翌日の5/03は唯一の青天でしたが、この日5/02は薄曇り~薄晴れ。

その中を、海辺の港に停泊しているクルーズ船を横に見て、一筋、路地に入ります。

ちょっと前にオープンしたカフェ?ですが、インスタで料理を見るとまっとうなイタリアンチックだったので、場所も港で気持ちが上がるし、開店と同時に入りました。

同時だったから撮影できましたが、30分ちょっと後には満席になっていました。

二次元バーコードからスマホでHP開いてのオーダーっちゅうのを、この古い人間であるアテクシは初めてやりました。。。慣れてなくて一気に頼んだから(<--爺な証明)、まず、飲み物は一気に来ますね。。。。。

アンティパスト的に、キッシュを。温野菜がうれしかったな。

プリモピアットのつもりで、マルゲリータ。やや小さめだけど値段気にしなければむしろ、複数の食事もできる食べきりなので都合がよい。美味かった。

HPのワインメニューにセパージュが書かれてないのと、オンラインオーダーの為店員に声掛け出来る機会がほぼ無いのとで、最初、追加の白を2種類の中からの選択行為が出来ず、白目でフリーズしていたのだが(<--爺だ!!)、

HP画面をキャプチャーして商品名称を参照できるようにしておいて、その名称をヤフーで検索した結果、シャルドネとソービニオンブランの2種であることが判明して、シャルドネを追加オーダー。2杯。適温であった。

 

さらに徐々に、時間差オーダーに慣れてきて、食べ物も追加オーダーして(まだ老化しきってなかった俺!!!)

カルネのつもりで、サルチィッシャとポテトフライ。サルチィッシャはちゃんとローズマリーついていてスパイスのお肉の中への混ぜ込み具合が良かった。

お店を出る頃には、満席で、既に二回転目が一部の席では始まってました。男性客はしかし、最初から見ても私含めて3人だけだったような。いつも思うが、男という種は、休暇の際にどこで何を食ってるんだろうwwww

 

僕はたたずまいが気に入ったので、また休暇の際にお世話になるかも。

 

店を出るとすぐ海。ええロケーションやねぇ。いい建物多いんだから、この街、港周りだけでも電柱の地中化すりゃいいのにねぇ。。。

女神大橋を後ろに見ながらてくてく歩く。この辺は電柱の地中化できてるな、と、今気づきました。やはり空が大きく見えてよいですなぁ。

駅に近づいてつきました。7分しか乗らない新幹線で帰宅。

大した距離ではなかったが、そこそこ歩いて、まあ、よくビタミン体内生成できた。

  ★

 

翌、5/03は夜に、家から歩いて40分のバーへ。通常はタクシーで10分弱で行ってしまうが、晴天だったので、あえて歩きを選択。

僕は地上波のバラエティは「月曜から夜更かし」「ベスコングルメ」の2つしか見ないのですが、晴天の初夏を40分歩いてからのこの生ビールはまさにベスコン(ベストコンディション)・ビール、ですな!

駆けつけ2杯+シメ1杯。

オルヴァルを。アロマ最高。

ドイツのピルスナーを。ほかにも、ちょっとトーストサンドやタパス的なのも食ってます

初夏なので、フローズン・タンカレーをストレートで。ストレートジンはキクな~。

タリスカー10Yをリーデルで飲んで仕上げ~。

今日もできるだけ歩こう。

 

  ★

 

コートドールのブルではあるが、

・マイナー村名×マイナー/中堅の作り手ゆえに5K切る4本と、

・メジャー作り手だが裾モノ故に5K程度の2本、をば。

 

ブリュノコラン、マランジュ1級フュシエール2018

まあ、2018だし、香りは強いは強いが、酸もしっかりしていて期待は持てそう。
最初の一口は、ややざらつきを感じつつもスパイシーさが少しあって、
時間を書けて開いていきそうな予感。
あー、スムースでシンプルなアロマで、食事向きですね。ただ、、、
こんなデカボトルにするような内容ではない。。こういう重い瓶、ここ10年多いな。

フレデリック・マニャン、フィサン2017

最初の香りは、涼しい梅鉄で安心。味わいには、かすかな苦みがあるが
気になるほどでもないからゆっくり行こう。
10mほどで引っ掛かりの無いおいしさになって美味しい。
複雑ではない。食事に寄り添うわかりやすいあじわい。

コロット、マルサネ2021

21らしいすきとおった軽さ。トシの私にはいい。香りも、おだやかがだいい。
酸度もそこそこあり、飲み口もいい。
1hたって、まろやかになって素直においしい!
複雑さはもちろんないが、こなれていて安いし十分だろ!

アンリ・ブリュードン、サントーバン2021

お。なかなか安定したうまさだ。樽もそこそこありはするけれど、ミネラルも感じられて、
まあまあバランスしていていい。。食事にもいい。のど越しがじわじわ旨い。
名前が知られてないから安いけど、これは美味いな!
ずっと安定していてミネラリーで美味しい。ちゃんとサントーヴァンになっている。

ミッシェルグロ、HCdN2021

涼しく、鉄梅で教科書通りのHCdN。いや、2020ブル赤がいろんな作り手で絶望的な
コテコテだったのもあって、この涼し気な2021は多くの作り手がよい出来栄えとより強く感じられる(<--勿論、好みの問題)。
10分で、もわっとした酵母香がドーンと出てきた。ちょっと登場が早い、この早さだとビオ志向を予測して不安になる。
しかしその後もビシッと厳しさを持った味わいでユルくない。よかった!
香りに幅が出てきて、かすかにコーヒーも感じる。

ポール・ペルノ、ブルゴーニュ・コートドール2021

香り、いい。薄目だけど上質感の予感を感じるミネラルと出汁の旨味。
とても透明感があっていいが、まあ、お値段なりの、アペラシオンなりの軽快さ。。

だが、香り良いねぇ!複雑さにはかけるかもしれないけれど、5K前半でこれは十分でしょう。
1H。最初香りがやや緩いと思ったいたのだけど、酸とタンニンが表に出てきていいかんっじになってきた。
広域なのに1H以上の時間による伸びがあるというのはさすがではないだろうか
2日目。劣化はないけど、ライトだね~。日々のテーブルワインによいがちょっと5kは高いのかもしれない(<--いや広域で2日目だからね。。)

総評:結局、アペラシオンじゃなくて作り手で美味さの順位決まってるような。。。

  ★

 

また新書。わずか半月の全面戦争だった日ソ戦だけで一冊書くというのは、さすがの中公新書。。。(Wikipediaの記述もなかなか長大ではありますが。。。)

生命と非生命の境界に関する本は、数年に一冊程度出てくるのだが、今回のはかなり化学寄りのもの。以前、生命の定義は何とすべきかといった観点での本もあったが、今回の本のアプローチの方が実があるように感じつつ、読んでおります。。。

 

境界といえばウイルスですが、いまだに、自己複製ってどういうメカニスムで初めて作られたのかがさっぱりわかりませんが、わからないから読むのが楽しいですね。

 

 

 

今夜はワインバー。

お休みの大詰めであり、天気も良く、心配事は有りはしてもいつもの程度なので、気分が良くなりすぎになりそうで、(財布の)タガが外れないようにしなければ。。。。