Now & Then | The world of imagination

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若葉がわきたちはじめる直前の3月初旬の土曜夜ご飯。

菜の花とカラスミのケークサレ。季節を感じる香りがぷわ~っと出ますね。

つくねいものスフレ、自家製チーズ。食欲増すね

ボトルワインは、ティエーリー・モルテ、ジュブレイ村名、2016.

ええ感じの熟成村名!よきアロマとタンニンの競演!シェフにも飲んでもらいましたがいい感じだったようでよかった。

鯖のマリネ、赤いザボンの実、トマトコンソメ。こういうマリアージュ、本当にシェフの独壇場。

九十九島の牡蠣、ちりめんキャベツ、ドライワカメ。ちりめんと牡蠣エキスがこれまたよきまりあーじゅ~。唾液でまくり。

夢みどり手羽元、チューリップ、有明のり。最高な唐揚げじゃぁ~!

平鯛(へだい)の冷燻、、、って、いつものように、意思の入った魚だな!

赤マテ貝のチャウダー。マテ貝久々に食ったが、このように料理してくれると旨さを再確認できますね。

若竹とウニのリゾット、ジュブレイじわじわ!

真鯛(桜鯛)と白子のポワレ。私の好きなメキャベツも~~

長崎牛のプレゼ、白ワインソース。

いつものように穏やかに食事の体験を完成いたしました。。。店に居ながらにしてオーベルジュ。。。

ほぼ国産の材料だし、輸入飼料が関係するのは牛だけだろうから、、、昭和時代に退化した円安でも、この店は被害少なくて済んでほしいな。

 

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もう何度目かの再放送ですが、いい番組っすね。。。見ながらだらだらワイン飲んでると落ち着く。

円高誘導のために米国の利率に近づけるために利上げしたら国債の利率が上がって莫大な利息がついてしまうし、債券市場が暴落のリスクも負うので、日銀はもう身動きできない。

かといって放置して円の信用収縮の混乱がそこに来たら、アルゼンチンと同じになってしまう。

アベノミクスに政治生命をかけた安倍氏は、日本経済の崩壊を意思をもって作ってしまったと半世紀後の歴史書には書かれるかもしれない。

下記の記述を書くために昔の写真をあさっていて感じたが、かつて一級以上の結構よいフランスワインを僕は飲んでいた。

今は、今回の店のように、村名でよい熟成品を楽しむ、、十分、ありがたい。

 

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このブログの記事率もかついて高かった店についての記録。。。

 

ちょうど3年前に最後の訪問(私の甲斐性無起因での出禁)の際の記録を書いたこのお店は、去年末をもって閉業なさった。

公式には移転準備中の形だからか、今年3月に発売されたゴ・エ・ミヨでは、住所電話記載無しで、しかし掲載され続けている。

2002     開業
2005.03月 街歩き中に発見して飛び込み初訪問
2019.11月 星獲得&大改装
2021.04月 最終訪問
2023.12月 閉業

 

18年前、2005年5月に初めて行った時の写真がPCに残っていた。

この店舗は割とすぐ移転なさった。その後、最後までほぼ毎月通ったので、家には大量の、毎回のメニューが書類棚に積まれている。

この時の阿蘇ポーク、たまたま3か月前に湯布院のイタリアンでも食っていたが、圧倒的にこっちの方が旨かったのを衝撃的に覚えている。

勿論、理由は私はもちろん知らないので何も記述できぬが、

星+改装わずか4年後、だったんだなぁ、と、感慨を覚える。

 

人の心は、その人と家族にしか分からないものね。

 

時は流れ、戻ることはない、、、、と、あたりまえのことを心に思う。

 

 

 

 

今宵ぼ御飯は、和の海鮮居酒屋さん。