熟成酒はええな。。 | The world of imagination

熟成酒はええな。。

人工10万ちょっとの日本の西の端の極小地方町なのに超ハイテンションで頑張っているトラットリアで、またいいものが入荷しており、手を出しました。。。

 

マエストロ・ラロ、1992!

フェルシーナのフラッグシップ!カベソーの単一ヴァラエタル。

いやはや、私が桑名に住んでた時に飲んで以来、もう四半世紀ぶりですが、その頃よりさらに前のヴィンテージ!しかもおねうち!

ここまで入荷を頑張ってくれるシェフには完璧を求めてしまい、コルク開けもしっかり頼むぜ!何なら私がしようか、と、別の去年の熟成酒の時もハッパ掛けておいたら、なんと!極小町なのに、下記の専用器を買ってくれていて抜栓成功!

な、なんかスイマセン。。いやしかし嬉しい。

(以下、スマホにテキストで書いていったメモから)

最初から香水感すごい!そしてのど越しと鼻に抜ける香りが、高く伸びあがっていく!

こんなになるとは。。濃密で且つ透明感のどこまでも広がっていく!はっか、グローブ、胡椒、スパイシーいいな!

30分。あっ!ラフットの記憶の香りが。。。あ~そう接続するのか。。。いやー、酸がしっかりで構造が堅固で非常に健康だ!

(90年代から日本のセラーで寝ていた証の、今は無きトーメンの文字。。)

1H。あー、透き通った涼しさに入った!これは息が長い!

涼しさ、、、これはピーク長い。。素晴らしい。。美味い。。単一カベソーなのに何故新世界的にならないのか!スーパータスカンの謎。。何故ラフィットまで感じたのか!

1.5H。きた~、酵母香!次のステージ、煮込みの香り!スパイス感もさらに先鋭化して旨さの全開に入った。

とにかくずっと味わいが素敵だ。何故まったく不透明な味わいにならないのか。ああ、素敵な一日目はここまで、他のグラスの白で量の調整して。

 

さて、並行して当然、料理も。いったん最初に戻って。。。

スーパータスカンだからカルネはLボーンのビステッカだ!!(L扱いなんだが、右のヒレ部分がまだ少々ある部位なので、ほぼ、Tボーン)

しかもこのシェフ、円安で輸入食材が高すぎるからと、フィレンツェ修業仕込みの技でパンチェッタ手作りし始めた。。

まずはアンティパスト~。ミストで内容はお任せ。

パンチェッタ1枚クレタ。うまみの爆発~。マエスロト・ラロがしみる~~!

サフランリゾットのパンチェッタ和え。すごいな!

ああ、うま~~~ワインがすすむ~~~。マエストロ・ラロを飲み干さないように、アテにトレッビアーノのハウスワインを間に挟んでいます。

で、L(ほぼT)ボーン、、、

きますた~~。私はいつも一人なので、なかなかこれの選択はできない(量的に)。今日は、マリアージュからも完璧だろ!

マエストロ・ラロと完璧な合奏。。。

最後のヒレ側の一口が惜しい。。。

食った食った。

あ~、なんかすいません~!よく覚えていていただいて!スタッフの女性に感謝!

ポーリ、注ぎすぎ!!wwwww

いやはや、最高の夜ご飯でした!また行きます~(って、すでに行ってますが)

2日目、

ああ、ミンティで涼しくて、まだまだ力強く且つスパイシーでええわ!あー、チョコレート、コーヒー、酸化の気配が全くなく若々しい全開のままに、終了と、、

終了となりました~。提供ありがとうございます。で、もう次の熟成酒がいろいろと入っているので、、私の家計簿の方が追いつかないwwww

 

 ★

 

ところでそのス-パー・タスカンを飲みながら見ていたNHK「日曜美術館」の展覧会情報枠で、、、、このグラフィティの映像が流れてきて。。。

なんと、大好きなキースヘリング展の案内があって。

この時、1月末の埼玉訪問の前だったから、行ければいいなと思いましたが、さすがに移動距離が大きすぎて断念したのですが、、、まあ。。。

近場の福岡にも夏に巡回展が来るので、そっちで見ることにしよう!

思えば。。。90年代前後、エイズで逝かれた私の好きな天才、大杉だったな。。

画家:キースヘリング

音楽:フレディ・マ-キュリー

哲学:ミッシェル・フーコー

 

  ★

 

去年の7月から、心房細動が本格的に出るようになって以降、全部記録を取ってきたんだが、9か月経った、この3月末時点の統計を示す。

 

曜日毎の発生数だ。各曜日、0時~24時くくりで発生を定義して記録している。

曜日というのは母数一緒だから、この発生数は発生率の順序とも同じになる。

ここには、発生時刻の依存性はプロットしていないが、9割が夜中である。つまり、例えば「月曜」なら、ほとんどが、月曜朝起きる直前の夜中~早朝って意味になる。

さて、7か月間分の集計結果、どうか。

まさかこんな完全な曜日依存性が出るとは全く予想もしていなかったが、

人生100年時代だとか、出来るだけ長く働くべきだとか、そういった空疎な言葉は、自分に言うなら勝手にすればよいが、決して他者に押し付けてはいけない言葉の代表といえよう。

 

まだNは十分ではないので、

7月に年に一度の大学病院の予約だから、その際に、これの更新版がちょうど一年分となるから、持っていって、循環器内科の担当医と話してみよう。

 

 

今日は、ささやかな海鮮居酒屋で静かに。