一時代の終わり
家では白より赤が多いですがちょっと変化球で。。。
ヴォーヌ・ロマネ内オー・レアの区画の白、ジャン・グリヴォー、シャルドネ、2017。
VRって、ちびちび、白ありますね。。。
美しいゴールド。香りは先鋭で力強いミネラルの石そのもの。樽は全く感じない。
味わいもミネラル優勢。ただ、アロマがあまり強くないから、原産地統制呼称上シャルドネがゆるされればコミュナルとすべきかというとそこまででもないかな、でもブル以上ではあるな、といった塩梅。
まだ硬いということかな。でも飲むのだ。放置していくと味筋がふくよかになってきた。
30mたってまろやかになってきた!あー、ええわ、ナッツ香も出てきた。意外。
以降、おだやかに日曜の午後を楽しんで。
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ジャック・プリウールのシャルドネ、2018。赤のシミ付いとりますが、これ、オーダー後に酒屋が気付いて連絡来たけど、私が気にしない性格なのでそのまま出荷。
味わいも問題ない。最初から美味しい。酸味十分あってそのうえでアロマがきれいに丸い(丸みが樽かな)
軽いスモーキーさもあって、味わいにそこそこの厚みもある。水っぽさはない
ただ喉の奥で少し辛いかな。届いで二日目にあけちゃったから。。
今、生涯の終わり用ここのモンラッシェGC 2019を買おうか迷っている。。。きっと、迷っているうちに売り切れる。。。
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隣町のトラットリア。この銘柄は、まったくプレスに出てきませんが、十分な熟成でウマウマであります。しかも激安!ワインは難しい、こういう安定した安いものがあっても、当たりはずれの有る高いものに手を出したいと思ってしまう。。。
馬肉のカルパッチョ!!!古典カルパッチョ!若い人はカルパッチョというと、もはや魚の薄切りのオーリブイオイルかけと思ってるでしょうが、本来の絵はこうだ!!(馬肉だから現代でも提供可能)
もう、ほんま美味いわ!!のけぞり系!!
古典で攻める。。。ゴルゴンゾーラのニョッキ~
しまさざなみ地鶏のロースト!スゴイパワーでありながらも、なんと繊細な、、、よい地鶏だ。。長崎住んでいると、お値打ちな店でもしまさざなみ地鶏はでてくる。
グラッパと、まだ残っててしかしもう提供は微少な35年。。
このあともう一回、すでに夕食に再度行っております。。。
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こちらはビストロ。
この日のソムリエ提案のボトルは、これまた通常のネットでは私は見たことなかったな! シルヴァン・パタイユ、マルサネ・シャルドネ・ロゼ、2018
は?シャルドネと言い切っていてロゼってなに!?ですが、ご覧のように、まあ実質オレンジワインでした。けっこう食事によく寄り添います。いやいや面白い体験!
牡蠣のラビオリ的な。
またカイエット!!
イカ墨リゾットを詰めたヤリイカのファルシ。うまぇ。この時期、ほかの店でも同じ傾向のメニュー出てきましたが、季節ものなのだろうか?
カスレ!!!
フレンチフライと共に。あれこれグラスワインもいただき、たのしみました。
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ドメーヌ・タカヒコさんのメーリングリストに登録しておくと、毎年4月の第二週の土曜の前日の金曜に、その年のワインのリリース連絡が来ます。
本銘柄は、全国の特定酒店でしか買えず、九州では数件しかなく、長崎半島の端に住んでいる私にとっては福岡市内しか選択肢はなく、市内の特約店4軒のうち、わかっている範囲で一見の客である僕が買わせてもらえるのは一軒だけです。
その一軒も、一人1本しか買えないから、結果、1本あたり、結局はトータルで1.5万くらいの出費になる。そして、店頭販売だけです。
(↓過去飲みの瓶)
今はどうかわからないが、最後に買えた2年前で、移動代で酒の2倍かかりました。しかもいつも販売前日にMAILくるから、もう、1本を買うためだけに行くことになる。
3年前は緊急事態宣言で買いに行けず、1年前は入院前週で病院のコロナ縛りで県外行けず買えず。
値段設定が安すぎるからパッションなくても評判だけで大都市の人は地下鉄210円で買いにに行けて、私のような田舎者はどんなにパッションがあっても機会を失う。
よって、
ここまでの、下記の、比喩ではなく本当に汗をかいて買い集めた少数の在庫をもって、
私のタカヒコ様へのアプローチは終焉とすることに決めました。
(ラップ巻きのケアが足りないセラー。。。)
時折抽選やってるんだけど、結局は新宿高島屋とかの大都会で店頭売りのみなんだよね。抽選という方法自体も、外れるとメンタルの不調がハンパなくてばかげているので選択肢には入らないですが。
全く偶然ですが、某他県のワインバーの方のインスタのストーリーズでも、もう、追いかけるのをやめると記載が、昨日午後、ありました。
値段をキチンと上げて、自由市場に出さないと、熱情のない人も買いまくるから、買えるヤフオクでは爆騰し、飲める店でも、爆騰するだけだ。去年、下記で飲めたが、まあ、すごかったね。。
さて、今日は、上記のビストロに再度。















