もう、ちょっとやばいか。 | The world of imagination

もう、ちょっとやばいか。

予約がとれにくくなっているこの店。今回は3週間前でとれた。
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いつもテーブルごとにメニューがあるが、デザインを変えた。クール。
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いつもながらアミューズからして秀逸ですがピントが上手く合いません。
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うにのサンドイッチ、キャビアのせ。1.5×3cm。
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ああ、くつろぐ。「自分の家みたいだ」、という常套句があるが、そういう気持ちだ。気持ちが疲れてるんだ。


とううわけで今宵は危険。


ワインは、リュリィ一級。



前菜。途方も無い美しいガレット。
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うなぎとフォラグラ。
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イサキ。
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旨い白を飲んでいたが予想通り足りない。高揚した気持ちになってしまい、二本目を、とにかく旨いものを、と頼んで、こうなった。
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美しい!なんて美しいテーブルだ!!(<--崩壊)



となりの、美食慣れしたご夫婦としゃべくり。奥様が、私がさっき開けた赤(左端)を見て

「あらっ、グランクリュじゃないですか~」

と、言われて、


・・・・あっ。


ジュブレイシャンベルタン村のだけど、妙に旨いと思った。・・・・・シャルム・シャンベルタンだった。

(しかもグレート・ヴィンテージのキューロク-->1996)


あははは は~~~。


やりすぎ~~。


ワイン二本は空になりました。微発泡水1ℓも空。(通常は残して持って帰る)


お肉はルーアン鴨くって最高だったがおしゃべりしすぎで写真忘れ。


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タクシーで帰宅。タクシー代含めると諭吉さん5枚。やりすぎ。疲れてるんだ、気持ちが。きっと。


翌日、午後まで脳みそはワイン漬け。



そのせいで、今週は地味にいかねば。




業界の某R社が正式に、国内15000人のりすとら発表。

春に破綻したE社はUSに買収された。社員は切らないとか言っているが、そのオチは全員派遣化という説も有る。


日本で物つくりというのは、もう、限界なのかな。僕が最後の世代なのかな。


引退まで、持ちこたえられるか。


美食をくっている場合ではないという考え方もある。しかし、老後だけが人生ではなく、今、このときも人生だからそこで楽しむことが大事という考え方も有る。


バランスだ。


美食もそうだが、貴重な、美しい時間を、大切にしたい。