日記的記述。 | The world of imagination

日記的記述。

仕事が有るだけありがたいと思わねば。


しかし~。・・・昨今は緊急事態も余り無いし、新技術開発してないので、きっと金曜は落ち着いているだろうと思い、お酒屋さんからのワインテイスティング会のお誘いを、受けた。


しかし結局、その昨日は、工場の装置がトラブり、夕方にマネージャ連中が緊急招集されて、週末の対応を議論して決定すると、終ったのは7時過ぎていた。


そのあと雑務を済ませたらもう8時近かった。緊急招集された時点で、お酒屋さんにはドタキャンをあやまった。


やはり平日は駄目だね。予定は入れられない。




仕事が有るだけありがたいと思わねば。とは勿論思うが、なんだがついてないとがっかりして、このまま帰宅したらつまらない人間になりそうで、駅前のイタメシで食べて気持ちよくなって帰ることにした。


お店に来たのは数ヶ月ぶりでしたが、着てよかった。


ちょっと会話の楽しいバイトさんもいらして、メシも旨かった。ロザートが気持ちをよくしてくれた。


そのバイトさん。ちょっと手が空いて、にこにこしながら。


彼女

「ロゼは美味しいですか?」

私 

「ええ。実は去年から今年にかけてロゼが流行りなんですよ。で、品質も向上して。(この小さな街の小さなお店としては)ロゼの品揃えが多くてさすがですよ!」

彼女

「あ、そうなんですか!全然しりませんでした~。ところで結局、車は買われたんですか?」

(半年前に来たときに、彼女は免許取りたてで、話の流れで僕も車かおうかな~とか言ったのを踏まえている)

私 

「えっ。よくその話覚えてますね!」

彼女

「覚えてますよ~」

「結局買ってないですね。ま、横に乗せるカノジョいなけりゃ・・・」

彼女

「いいじゃないですか~。いなくても~。」

「あなたの車はなんですか?」

彼女

「ヴィッツです。でももう三回もぶつけちゃいました~」

「まあ、自爆ならまだ・・・。で、そちらは、横の席に乗せる前言っていたカレシは?」

彼女

「え・・・・。別れました・・・・。」

「えっ!!え~~。どっちが?」

彼女

「あ、振られました~」

「え"ぇ~~~(こ、こんなに可愛くて気立てが良いお嬢さんなのに・・・)」

彼女

「しかも昨日」

「えええええ~~~~」

彼女

「だから今はココロがばくばくですぅ~」と、笑顔で語る・・・。

「でも私、前向きだからすぐ元気になります~」

「ああ、なるほど、たとえばあした、気持ちの良い風が吹いたら。」

彼女

「ハイ」

「起きた時に気持ちが良いならば。」

彼女

「ハイ!」


まあ、そうは言ってもね・・・。





何かがボツになっても、町に出るのは大事だ。全て、出会いに無駄な出会いは無い・・・・・。

と、改めて思う。そんな、入梅の金曜日の記録。