夜が明けるとき | The world of imagination

夜が明けるとき

この週末、1か月ぶりに、会社のPCをあけなかった。まあ、仕事がはけはじめたというのもあるけれども、じぶんを大切にしなきゃ、と、思えるようになってきたからだ。
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それは、今のプロジェクト内だと、語り合える人は居ないけれど(僕が代表だからね)、隣の別のプロジェクトのリーダーや、あるいは、別業界のオトモダチとの会話で、共感できて、自分がなさけないということはない、と、思えるようになってきたからだ。


金曜の帰りに、隣のリーダーは言う、

「平日はメンタルにきつくて、週末はフィジカルにきつくて(<--幼い子供の対応で)、月曜日の朝が、一番辛いですね。何十週たっても月曜日の朝が。」


昨日、ひさしぶりにMAILくれたオトモダチは書く(2:45)

「お客さんも帰って、皆も帰って、わたしもはやくお店片付けて帰らなきゃなんだけど、今宵は難しいこともあり、悲しいこともあり、何だかとても疲れてしまいました」

そして昼、

「・・色んな整理をしていたら、あっとゆーまに朝日を見られる時間になっておりました。」

この次がいい、

「・・朝日が上がる少し前の時刻に、ひとつ輝く星が、夜とはまたちがった魅力を感じます得意げキラキラ


土曜日は完全に仕事を忘れられた。日曜日はやっぱりちょっと胃が縮む。でも、自責感は持たないようにしなきゃ。。


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人は、袋小路に入って、誰にも話せなくなった時、折れる。


男は特に弱い。今、どんどん折れている。中川元大臣は、あれは、カール・メニンジャーの定義でいえば、慢性自殺とでも呼ぶべきものだ(*1)。そして、加藤和彦さんが、自死した。


いつも思うが、ここまでにいたる、ニュースに出ない日々の中で、彼らはどれだけ辛かったか、を、感ずる。

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写真は、持ち込みのワイン。どちらもブルゴーニュ・ルージュで、左が、ペロ・ミノ。右が、ヴァンサン・レシュノー。全く違う個性に、驚く。


そして、全くの偶然だが、この日のおまかせは、癒し系の料理だった。ル・クルーゼで供される、ポトフが、限りなく、旨かった。




*1:「おのれに背くもの」カール・A・メニンンジャー、上巻、P-231、日本教文社