善徳女王 第61話
【内容】
ヨムジョンの企みにより、トンマンが自分を殺そうとしたと思い込むピダム。
ピダムは結局、ヨムジョンたち反乱軍のもとに戻り、ソラボルへの進軍を決意する。
そんな中トンマンは、王位を譲りピダムと共に寺で余生を過ごすという内容を記した手紙をチュクパンに託し、ピダムに渡すよう頼む。
ピダムは王宮のある月城を攻撃すると見せかけ、月城から目と鼻の先の明活山城を乗っ取る。
これはミシルがソラボルを捨てた失敗を繰り返さないための策だった。
明活山城でファベク会議を開いたピダムは、女王の廃位を決定。その決議文を各所にばらまく。
それを知ったトンマンは、重臣たちの強い要求によりピダムと反乱軍の殺害命令を出す。
決死の覚悟でピダムのいる明活山城に入り、トンマンの文を渡すチュクパン。
だがピダムはトンマンとチュンチュの策略だと笑い飛ばし、トンマンに「消そうとした自分は生きている」と伝えるよう言い放つ。
同じ頃、ピダムが指輪と共に送ってきた侍衛府の兵について調査させ、ヨムジョンの仕業で誤解が生じたと知るトンマン。
しかし時すでに遅し、ピダムもトンマンももう引き返せないところまで来てしまっていた。
トンマンは神国を守るため集まった民の前で、またピダムは反乱軍の前で、それぞれ女王の廃位と、反乱軍の討伐を宣言する。