善徳女王 第51話
【内容】
テヤ城でミシルが自害し、ピダムは逃げるように部屋を飛び出す。
ピダムの後を追ったトンマンは、ピダムにミシルの死を見てなぜ泣いたのかと問う。
無言で去ろうとするピダムを止め、話さないと私たちの関係は終わりだというトンマン。
ピダムは、震える声でミシルは自分の母親だと答え、ミシルが自分を息子と認めたことがないから自分では母親だと言えなかったのだと告白する。
一方、テヤ城ではミシルの残した兵の引き継ぎが行われていた。
しかしチルスクはミシルの退去命令を拒み、トンマンを殺すと決意する。
ピダムとトンマンの前に現れたチルスクは、トンマンに襲いかかる。
折良く駆けつけたユシンとピダムがチルスクを倒し、チルスク、ソファ、トンマンの因縁は終わりを告げる。
その後、チンピョン王の病が悪化し死去。
トンマンはソルォンなどミシルの部下たちを殺さず人材として利用するため、ミシルの乱ではなく、すべての罪をチルスクとソップムに被せると宣言する。
またピダムとの信頼関係を取り戻したトンマンは、ソルォンたちのまとめ役としてピダムを司量部の長官に任命し、正式に即位式を迎えるのだった。