善徳女王 第49話
【内容】
公開尋問でトンマンに向けて矢を放つミシル。
矢はトンマンの胸に命中するが、ソヨプ刀のおかげでトンマンは命拾いする。
チンピョン王が花郎に救い出されたと聞いて、武芸道場を逃げ出すミシルたち。
ミシルの配下に囲まれるトンマンだが、危機一髪のところでピダムとその部下が現れ、トンマンを救う。
ミシルは宮殿の正面を突破し、難攻不落のテヤ城に逃げ込む。
早速、宮殿内に残るミシルの配下をえり分けようとするトンマン。
だが、作業は難航する上、国の重要事項はすべてミシルのいるテヤ城に報告されていた。
ミシルの存在の大きさに焦ったトンマンは、切り札を使うことを決意する。
その切り札とは、ソファがミシルの部屋から持ち出した、「ミシルを刺殺せよ」というチヌン大帝の勅書だった。
トンマンは、ピダムに復耶会の砦に隠してきた箱を持ってくるよう命じる。
復耶会にある大木の根元を掘り起こしたピダムは、箱の中の勅書を見て驚く。
悩んだ末、ピダムはひそかにミシルのいるテヤ城に忍び込み、ミシルに会う。
一方、チュクパンからピダムがテヤ城に入ったと報告を受けるトンマン。
さらにソファがあの勅書はピダムとも関係があると言っていたと聞き、トンマンは不安を覚える。
ミシルのもとから戻ったピダムは、トンマンに箱の中には何もなかったとウソの報告をする。
トンマンはそんなピダムに、ミシルとどんな関係かと尋ねる。
同じ頃、侵入したピダムを生かして帰したミシルに驚いたセジョンたちも、ミシルにピダムとの関係を問い詰めていた。