サッカー第90回天皇杯準決勝(29日、清水3-0G大阪、エコパ)史上初の天皇杯3連覇を目指すG大阪と、9年ぶりの頂点を目指す清水が準決勝で対戦。試合は序盤から小野、藤本、兵働を中心に清水が攻勢。遠藤を欠いたG大阪を3-0と圧倒し、決勝進出を決めた。

 

 清水は前半19分、藤本が右サイドで仕掛けると、逆足の右足からクロス。フワリと上がったクロスにヨンセンが頭で合わせ先制した。前半28分には藤本がエリア内、角度の無い位置から左足でシュート。キーパーが弾きこぼれたボールを、兵働が豪快に蹴りこみ2点目を挙げた。攻撃の手を緩めなかった清水は後半16分にもヨンセンが再び得点を奪い試合を決めた。

 

 G大阪は累積警告で攻撃の要、遠藤が欠場。ゴールチャンスは迎えるものの決め手を欠いた。前半に2-0とされると宇佐美を、後半には佐々木、平井を投入したが、それでも得点を奪うことは出来なかった。

 

 試合は清水が3-0でG大阪に勝利し、5年ぶりの決勝に進出を決めた。G大阪は史上初の3連覇を逃した。準決勝のもう1試合、鹿島-FC東京は15時から国立競技場で行われる。

 

 

25日に開催された、LUNA SEAの東京ドーム無料ライブ。多大な借財を背負った一部メンバーやスタッフを救済するための"復活劇"のはじまりと揶揄する声も聞こえてくるが、ビジュアル系大物バンドの元祖とも言える彼らの再登場に、期待を寄せる業界関係者は少なくない。

 

「メジャーレーベルとの契約を切られるロックバンドが続出するなど、ロック系のバンド、歌手の現状は非常に厳しいものがあります。そのなかで唯一、ライブの観客動員を伸ばしているのがビジュアル系バンドです。CDの売れ行きはマチマチですが、90年代に一時代を築いたLUNA SEAの復活で、同シーン全体の底上げが期待されますね」(レーベル関係者)

 

 ビジュアル系バンドの人気を支えているのは、「バンギャ」と呼ばれる熱狂的な女性ファンであるのはよく知られている。彼女たちはライブに通い詰める一方、メンバーを物心両面で"サポート"するケースも広く見られるという。

 

「メジャーでCDを出しているSのような人気バンドでも、ライブ会場にメンバー向けの"プレゼント箱"を設置してます。高価なアクセサリーなんかも投函されているようですよ。また、ライブハウスを回っているクラスのバンドでは、ファンがまるでホストに貢ぐようにして"金銭援助"を行うこともあります。キャバクラや風俗に勤務するビジュアル系ファンが激増しているのも、そうしたファンとバンドの関係を抜きにしては語れません」(音楽ライター)

 

 あるインディーズバンドのファン女性(20代後半)は次のように証言する。

 

「メンバーに会うたびにお金を渡しているファンは周囲にもいます。食事代は当然女性持ちで、さらに1~2万円渡すのが一般的ですね。なかには一回に5万円以上のお金を払ってホテルに行くファンもいて、これはさすがに『援助交際だ』とファンの間でも問題視されています」

 

 実際、バンドメンバーとファンの間で金銭トラブルが起きることもあり、事務所によっては所属バンドのメンバーに対し、一対一でファンと会わないように指導しているという。しかし昨今では、レコード会社やマネジメント事務所が新人バンドとの契約に慎重になっており、以前であればレーベルのサポートを受けて活動できたようなバンドの多くが野に放たれている。自活の必要に迫られた彼らの"ホスト化"を止めるのは難しいのが現状だ。

 

 

お笑いコンビ・NON STYLEが23日、さいたまスーパーアリーナ(SA)で、芸人史上初の大規模無料ライブ「NON STYLE NON COIN LIVE in さいたまスーパーアリーナ」を開催し、1万2100人を動員した。3月の「S‐1グランドチャンピオン2010」優勝賞金1億円をファンに還元する形で行われた約3時間半のライブは漫才、コント、歌ありで大盛況だった。

 1億円の費用は所属事務所いわく「プラスマイナスゼロ」で無事に終了。キングコングが同期のよしみでイベントの前説を800円で引き受け、スタッフ140人もほぼ無給で稼働した。限定Tシャツ、うちわなどグッズはほぼ完売し、来年3月にはDVDも発売予定だが、NON STYLEの2人も場合によってはノーギャラになるという。

 石田明(30)は「正直、なめてた。6000万で済むと思ってた」とこぼしながらも、「こんな達成感あったイベントは今までない」と満面の笑み。歌手・Day of the legendとして曲を披露し、フライングに挑戦した井上裕介(30)も「さいたまSAでイベントをやると、最低2億円かかるらしい。いろんなところに土下座して…」と苦笑しつつ、「フライングは気持ち良かった。堂本光一さんと並んだなと思った」と自身に酔いしれていた。