準備の地獄期間が過ぎ式を挙げるだけというとこまで



こぎつけた。その間1ヶ月。



ここで1つトラブルが発生する。



式費用の分担についてである。



私は両家折半という認識だった。



この件に関しては地域によって認識が違うことが



予想されるが今回はワタクシの地元の認識でお話する。



当時の私の貯金は300万円。



彼女はゼロだった。



比較的給与の安い公務員ではしょうがないのかと



思いつつ、しかしブランド品や洋服など着飾る



ツールに消えてしまう散財の気があることに



当時のワタクシが気づくはずもない。



彼女は両親にお願いし式の費用400万円のうちの



30%を出すと言う。



ふと新婚旅行や新居の費用、家具、そしてお祝い返しや



モロモロの費用はどうするつもりなんだという思いがよぎる。



新婚旅行は二人で120万円。



えっ新婚旅行金額のみで終わってしまう。。。



彼女の弟が結婚・離婚を3年間のうちにそれぞれ



2回達成したことで家計が火の車状態でこれは



疑う余地もない事実で閉口するしか



ワタクシには出来なかった。



総予算を800万円として120万円が彼女。



ワタクシの負担が680万円。



披露宴参加者が100名。



一人あたりご祝儀が3万円平均として300万円。



だめだ。。。大赤字。。。



やむなく両親に相談。



父親は嫁にもらうのだから「しょうがないよ」と言う



一言で500万円ポンと出してくれた。



悪い・・・親父・・・オカン・・・



はじめての無心が高額な金額。



社会人になり当然かもしれないが、全く頼ることなく生活してきた。



私のちっぽけなプライドは木っ端微塵に崩れた。



「結婚後しばらく働いて返したいね



その彼女の言葉を聞くことで少なくとも両親に迷惑をかけることは



ないと確信し結婚式を迎える。



ぽっちとな


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ワタクシも彼女も実家は遠方である。



式準備、新婚旅行、そして膨大な交通費の試算から収支計算。



新居の家具からライトの1個購入まで。。。。。



全てワタクシの仕事だった。



ワタクシの働く業界は一般企業と違い不規則な生活だ。



終業が早くて20時。遅くなるときは24時前後になることもしばしば。



持ち帰る仕事も多く、稀に土曜日の出勤もある。そんな時に限って



土曜出勤がおおくなるのが悩ましい。



日曜は式の準備に忙殺され、私の体はどんどん痩せていった。



身長175cm、体重60kgだった体重は1ヶ月で55kgまで落ちる。



その時の彼女はというと、私と平日会えないことをいいことに、友人と



間もなく終わりを告げる独身生活を大いに満喫していた。



ワタクシまその時でもまだ



結婚したかった。



彼女を手に入れたかった。



悪魔を手に入れるなんて思ってなかった。



ぽちっとな


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彼女は公務員ながらモデル事務所に所属するツワモノだった。


当然のことながら数多いモデルの中から日の目を浴びることなく


ファッション系雑誌のチョイ役でその役目を終えることとなる。


しかし富士山よりも高い彼女のプライドはそのころから私にもその刃を


向けることになるのだがワタクシは気づかない。


ワタクシは昔堅気の性格でもあり、結納を迎えるにあたり仲人を立てる


ことを決心し、社長にお願いすることになる。


のちのち物凄い迷惑をかけることは言うまでもない。


記憶は定かでないが20万円程度の結納セットを購入し結納金を携えて


ガチガチになりながら嫁の実家を訪れ冬なのに危険な汗をかきながら


その役目を終える。


ご両親は、メーカー勤務のお父さんと生命保険の外交員のお母さん。


文字通りお母さんは活発であり既に結婚後の生保のプランを設計する


ほど早計な方で当然判を押すことになる。


その当時の彼女は結婚後の有意義な生活を夢みて、会社も結婚退職。


公務員につき仕事を続けて欲しいと思うワタクシの思いはクチに出すことなく


無事?結婚式を迎えることとなる。




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