次女がまさかの「登園拒否」

5歳になる次女と3歳になる三男は、いつも妻の車に乗って保育園に通っている。

ところが今朝は、三男を朝イチで病院に連れて行く必要があったため、妻が三男を病院に、私が次女を保育園に分担して連れて行くことにした。

妻と三男が先に出かけて行く際、次女は「ママ、ギュッギュして〜」と甘え、二人が乗った車が家から離れて行くまで、玄関のドアからず〜っと見つめていた。

次は我々が外出する番だ。

「さ、保育園に行こうか。」

そう声をかけて車に乗ると、開口一番

「お母さんと一緒がよかった」。

「そうやなぁ、そらお母さんがええわなぁ。せやけど今日は病院に連れていってるから、お父さんでガマンしてくれ」

と返すも、その後も車中では「おかさんがいい」しか言わず。

「それだけ自分の思いが言えるというのは、ええことやと思うで。」

と受け止めてみるも、車に乗ってから15分くらいずっと

「オカアサンガイイ」

の呪文を唱え続ける次女。

もうすぐ保育園に着いてしまう。この様子じゃ、保育園に着いた瞬間にグズるのが目に見えている。

どうにか理解してもらおうと、
 

「その気持ちはわかる。お母さんがいいわな。けどさ、現実問題しゃーないねん。お母さんは今ここには来れないの。それが現実。だからそれをわかってーや。」

と伝えると、

「お母さんと一緒じゃないなら、保育園に行かない!!」

と、ここにきてまさかの登園拒否。

ここに至るまでの、お母さんと一緒か、お父さんと一緒か、という議論は、保育園に行くための手段の話をしていたのだが、次女はいきなり抽象度を一段上げ、じゃぁそもそも保育園に行かないというカードを切ってきたのだ。

これまで彼女がこれほど強い意思を示したことはなかった。

これには参った。
我が家は子どもの自己肯定感を育むために、子どもの自己決定を尊重する関わりを大切にしている。その本人が行かないと言うのだったら、保育園に連れて行ったところで彼女にとって意味がない。

そもそも、保育園に行ってもらうのは、あくまで「保育に欠ける」という親の都合だ。その親の都合と子どもたちの「やりたい」がマッチしていれば問題ないが、キッパリと「行かない」という意思を示されたら、どうしようもない。

すぐに諦めた私は、妻に電話した。そして次女から妻に思いを伝え、我々両親は彼女の登園拒否を受け入れた。

ただし!
なんでもかんでも自由に振る舞うことは、子どもの成長を妨げる側面があるとも考えている。

そこで、とりあえずお父さんと保育園に行かない代わりに、

・三男の診察が終わったら、妻と三男と一緒に保育園に行くこと(希望通り、お母さんと一緒なんだから)
・自宅に帰ったらテレビは見ず、お父さんのお仕事を手伝うこと(お父さんは保育に欠けるんだから)

という約束をした。

自由と責任は表裏一体なのだ。
自分で自由に決めた分、その責任は果たしてもらう。
そこは決して子ども扱いをしない。


私は、次女を保育園に送り届けた後、いつもの「朝ラーメン」を食べに行く予定だった。

次女に聞いた。

「俺は今からラーメンを食べるんやけど、一緒に行く?」
「うんうん!」

さっきまで泣きそうだった顔が嘘のように、嬉しそうな笑顔になった。

今朝、朝ごはんを食べたはずの次女だが、「美味しい美味しい」とラーメンを啜っている姿を見ると、まぁこれでいいや、と思えたのだ。

 

 

「いっぽしさん、いつも美味しいラーメンをありがとう。」

 

次女とお仕事

帰宅後、一緒に仕事をしてもらうことにした。

 

最近自宅の玄関付近に3つ、会社事務所付近に2つ、アシナガバチの巣を見つけていた。薬剤を使いたくない我が家では、アシナガバチをトラップに誘引して仕留める方法を選択し、空のペットボトル容器までは従業員に作ってもらっていた。

あとはそこに誘引する液体を作って入れるのみ。

作り方はカンタン。Geminiに聞くだけ。
 

アシナガバチ誘引液の配合例

基本の配合(最も一般的)

·       日本酒(清酒)または焼酎(アルコール度数10~15%程度):100ml

o   アルコールが発酵臭を強め、ハチを惹きつけます。高すぎる度数は避けてください。

·       お酢(米酢、穀物酢など):50ml

o   酸味が発酵臭を助け、甘みとのバランスを取ります。

·       砂糖:100g

o   ハチを誘引する甘みの元です。

·       水:100ml

o   全体を混ぜるのに使います。

 

さっそく家にある物で調合した。
 

 

 

次女には、計量するための計りを事務所から取ってきてもらうなど、彼女でもできそうなお仕事は単独で振り、あとは一緒に作業を進めた。

 

 

Geminiは

アレンジ例(効果を高める可能性のあるもの)

·       果物の皮や果汁を加える: 熟したリンゴの皮や果汁、ブドウの皮など、甘く発酵しやすい果物を少量加えると、さらに誘引効果が高まることがあります。


というアレンジ例も提案してくれたので、庭に生えているスモモの木へ向かった。



このスモモ、昨年は不作だったせいもあって次女は食べていない。一昨年は採れたので次女も食べたはずだが、その記憶はないらしい。

ちょうどよかった。
落ちているスモモを蜂の誘引用に、木に成っているスモモを次女のデザート用に採り、キッチンに戻った。



次女はよく熟れているスモモ、まだ完熟していないスモモを食べ比べて、どっちも美味しいと喜んだ。




そして、誘引液も完成した。
 






これでアシナガバチの数を減らせるだろうか。

その結果はわからないが、ここまでのプロセスとしては最高だった。
二人だけの、とても豊かな時間を過ごすことができた。

アシナガバチトラップが完成した頃、受診を終えた妻が三男を連れて帰ってきた。

ここでお父さんの「お仕事」は一つ完了。
お父さんは保育に欠けるので、お約束通り、いってらっしゃい。