今年は微生物について学びを深めたい

一年の計は元旦にあり、というが、私は物事を計画的に進めるのは苦手だ。
状況によって臨機応変に行動を変えていきたい。

ところが今年に関しては、正月早々から
「今年は微生物について学びを深めるぞ」
という思いがあった。

これまで微生物の世界が気にはなりつつも、学びを深めるだけの時間的、精神的な余裕がなかったのだが、今年はヒマでヒマで忙しいくらいヒマ人が確定したので、このタイミングで微生物について学ぶことにした。

味噌を作ったり、

 

 

 

 

鶏のエサの発酵を色々試したり、

 

 

 

 

菌床キクラゲ栽培をしてみたり、

 

 


 

廃菌床を使って菌ちゃん農法的ヒューゲルカルチャーを始めたり、


 

 
 
こんな書物を読んでみたり。

 

 

 

世の中の菌のこと、この半年で随分と学ばせていただいた。

健やかな人生に、菌はマストであることを感じられる半年だった。

 

そしてある経営者の集いでそんな話をしていると、「原木舞茸を栽培してみませんか?」と打診を受けることになった。

 

 

原木きのこ栽培の 中川きのこ園

その打診をしてくださったのが、兵庫県多可郡多可町にある「中川きのこ園」の中川さんだ。

 

 

中川さんは数年前に脱サラして原木きのこ栽培を始められたことからも、いわゆる「変態」「変人」と呼ばれるに値する人物だと捉えている。自分らしく生きていると、どうしても他者からは「変態」「変人」扱いされるものだ。変なの。

その変態中川さんから、舞茸の菌床をいただいた。
と言うのも、彼が仕込んだ原木を、私のような舞茸初心者が様々な場所で栽培できるということが確認できると、来年以降はその実績をもって原木販売ができるようになるからとのことで、言わばモニターに当選したようなものだ。

「原木舞茸モニター」

あまり聞き慣れないが、聞き慣れないことをしでかすのが変態だから、そこは納得。



舞茸菌が仕込まれた原木を、お庭にセット

中川さんによると、原木舞茸は直射日光が当たらない日陰に埋めておけば、原木が朽ちるまでの5年ほど、毎年秋にポコポコと出てくるらしい。

だからまずは敷地内の日陰を探す必要があったのだが、この村の空き地は、たいてい鶏か犬か山羊が放たれており、舞茸が出ても食われてしまいそうだ。唯一、柿の木の下が好適地に見えたが、掘ってみると木の根に妨げられ、原木を埋められなかった。

そこで着目したのが、実家。

我が家の道路挟んで向いにある実家には、北側に庭がある。
その庭の植木と植木の間に埋めれば、適度な湿気と日陰が得られ、舞茸が快適に過ごせるのではなかろうか。
それまで「食」という意味では生産性がなかった実家の庭が、舞茸生産工場と化す。


場所はここに定めた。
ここに穴を掘り、空きカンやビンを捨てるオレンジ色のコンテナの中で育てる。
 

 

 

 

まずコンテナの内側を副織布で覆う。これで土が漏れ出ない。

 

 


 

カゴの底2、3cmほどに赤玉土を入れ、散水。

 

 

 


ここで原木を袋から取り出す。


 

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袋を開けると、こんな感じ。


 

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取り出すと、こんなん。



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特に意味もなく記念撮影。



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取り出した原木を、できるだけくっ付けた状態でコンテナの中に詰め込む。

 

 


赤玉土、鹿沼土で隙間を埋めていき、

 

 

 

 

原木の天面より2、3cmほど埋めたところで、散水。

 

 

 

 

さらに腐葉土を被せ、


 

 


最後に稲藁を被せて、仕込み完了。

 

 

 


 

こうして稲藁を敷き、またコンテナごと土に埋めることで、乾燥を防ぐことができる(はず)。

 

 

あとは秋までひとすら待つ。
いや、待つのは苦手だから、一旦忘れて秋になったら思い出す。