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画像は、最近の入手品でユーゴスラビアが「セルビア・クロアチア・スロベニア連合王国」と名乗っていた時代の加刷切手です。台切手となったのはあのアメリカンバンクノート社の印刷なので印刷としては一流なのですが、その刷色と消印が汚いので薄汚れちゃった印象は拭えませんね。

でも、このペア、1点物で出品され例によって無競争で私の手元に届きました。単片の使用済なんてそれこそ掃いて捨てるほど(表現は悪いですが)ありますが、ペア以上のブロックは稀少、という訳ではなく加刷文字にタイプ違いがあります。このペアはそのタイプ違いのペアなのです。

ではどこで見分けるかと言うと「20」の「2」で見分ける事が出来ます。

まず上の切手

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次に下の切手
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このバラエティーは専門書でないと分からない、という事は無く、私が普段使っているミッヘルにはサブ番号が付いて明記されています。各タイプ別の評価は記載されているものの、タイプ違いのペアの評価は書かれていないようですね・・・・一体いくらくらいなのかちょっと気になります。