前回の続きです。
前回、重慶中央版には目打が2種類あって、単片にすると分かりにくいから全ての切手の目打を測るという内容のことを書きました。
ホントに?と思われる方のために少し深堀りしてみますね。
まずはこちらの画像を
このブロックは、重慶中央版20円の目打12.5です。12.5なので櫛形目打です。
わざと画像を大きくしたのには意味があります。よ〜く見ていただくとわかるのですが、上段2枚の目打は下段の2枚に比べて右にずれているのがお分かりでしょうか。しかも、目打の抜けが悪く、目打穴というよりは切り離す目印といった状態となっています。重慶中央版の櫛形目打って、だいたいこんな感じです。
この状態でもし、単片に切り離してしまったらどうなるでしょう?
少なくとも櫛形目打と瞬時に判断出来ない状態になると思います。最悪の場合は目打穴の状態が悪く、正確に目打ピッチを図るのが難しい、なんて事も起こります。ですから、1枚ずつ目打を測る必要があるんです。
でも、一種のコツみたいな物があって、測らなくても何となくわかる方法はあります。それはキズものの切手です。
前述の通り、櫛形目打は1段ごとでズレているものが多いですから、それを何も考えずに切り離すと切手の四隅のいずれかがキズ(ラウンドコーナー)になることが多かったのです。ですから、切手の四隅が丸くなっていたり、逆に隣の切手の一部が付いていたりする切手は櫛形切手と疑ってみるのは一つの方法です。
