2026年7月26日(日)
NHK-BSの映画番組「プレミアムシアター」で放映を録画しておいて観ました。
1972年の米西部劇映画。クリントイーストウッド監督・主演。他にバーナ・ブルーム、マリアンナ・ヒル等出演。
僕の評価は5点満点で3.7です。
作品紹介(映画コムより)
謎の無宿者が西部の町を訪れたことから怒るパニックを描く。製作はロバード・デリー、監督は「恐怖のメロディ」に続きこれが監督第2作目のクリント・イーストウッド、脚本は「フレンチ・コネクション」でアカデミー脚本賞を受賞したアーネスト・タイディマン、撮影はブルース・サーティーズ、音楽はディー・バートン、編集はフェリス・ウェブスター、が各々担当。出演はクリント・イーストウッド、ヴァーナ・ブルーム、マリアンナ・ヒル、ミッチェル・ライアン、ジャック・ギンク、ステファン・ギーラッシュ、テッド・ハートレイ、ビリー・カーティス、ジョフリー・ルイス、ウォルター・バーンズ、アンソニー・ジェイムズ、ダン・デイビス、ウィリアム・オコンネルなど。
ストーリー(映画コムより)
高原の町ラーゴに、1人の無宿者(クリント・イーストウッド)がやってきた。男は馬を納屋にあずけると酒場に入り、飲み始めた。そこに、ビル、トミー、フレッドの3人が入ってきて男にからんだが、男はそれを無視した。男は次に床屋へ行った。そこへもさっきの3人組がやってきて嫌がらせを始めたが、突然、白衣の下から男の拳銃が陽を吹いた。3人は床に倒れた。一瞬の出来事だった。その場に居合わせた小びとのモーデカイ(B・カーティス)は声もなくただ見つめるだけだった。床屋から出た男は、向こうからやってくるカリー・トラバース(マリアント・ヒル)を納屋に連れ込むと、強引に犯してしまった。翌朝、男はホテルの主人ルイス(テッド・ハートレイ)にしばらく滞在するむね告げた。ルイスの妻サラ(ベルト・ブルーム)は、この男をどこかで見たような気がしてならなかった。その頃、ステイシー・ブリッジス(ジョフリー・ルイス)、コール(アンソニー・ジェイムス)、ダン(ダン・デイビス)という兄弟が刑務所から放免になって、この町に向かっていた。3人はかつてラーゴ鉱山会社で用心棒をしていたことがあったが、金塊を持ち出し、さらに逮捕しようとした連邦保安官をムチで叩き殺したのだ。ラーゴではこのニュースをいちはやく受け取っていた。そして、町を復讐から守るために、例の正体不明の無宿者を雇うことになった。町を挙げての防戦体制がしかれ、男とモーデカイに絶大な権限があたえられた。だが、この男の行動が理解できない鉱山会社のドレイクやモーガン(ジャック・ギング)は男を用心棒として雇ったことを後悔し始めた。一方そんなことにはおかまいなく、男はホテルの客を残らず他の場所に移し、カリーをホテル暮らしを始めた。ある夜、2人の部屋へモーガンと数人の男たちが侵入し、手にしたコン棒を寝ている男の上にあびせた。だが男は窓の外のベランダからダイナマイトを投げつけ部屋もろとも吹っとばしてしまった。翌日、男はモーデカイに指揮を命じて、どこかへ去っていった。町の連中は、彼がいなくてどうやって町を守るのかと恐怖におののき、騒ぎ始めた。そんなところにステイシー兄弟がやってきたからたまらない。混乱している町を乗っ取るのは、3人にとっていとも簡単なことだった。人々を酒場に集め、3人は勝手放題にいやがらせを始めた。コールが馬を見ようと酒場の扉を押すと、突然ムチの音がして彼の姿が見えなくなった。コールのうめき声で、ステシシーとダンが通りに出ると、コールがムチで打たれて死んでいた。さらにダンの首にからみついたムチが生きもののように彼の首をしめつける。彼は地面にくずれ、そのまま死んだ。ステイシーは素早く建物の影に隠れた。だが男はどこまでも追ってくる。“お前は誰だ。何者なんだ?”その言葉がステイシーの最後だった。町をのぞむ丘の上の墓地。名無しだった、ムチで殺された連邦保安官の墓に“ジム・ダンカンここに眠る”と、モーデカイが刻んだ。男が町を去ってゆく。「あんたの名前を聞いてなかったね」とモーデカイがいうと、男は墓石をじっと見つめていった。「知っているはずさ」。
ストーリー(ウィキペディアより)
鉱山によって成り立っている小さな町、ラーゴに、ある日正体不明の流れ者(ストレンジャー)が立ち寄る。彼は、からんできた3人のならず者をまたたく間に撃ち殺し、突っかかってきた町民女性、キャリーを強姦する。臆病な町の住人たちは、ただただ怯え、流れ者に媚びを売るだけであった。実は殺された3人は、1年前に町で捕まえて刑務所に送っていた3人の無法者、ステイシー・ブリッジスとカーリン兄弟の復讐に備えて、住人たちが雇っていたのだった。
時間も当てもない町にとって残された手段は、この流れ者を雇って3人の無法者に備えることしかない。彼は当初は渋っていたが、「何でも言う事をきく」との取引で、いわくありげな町の護衛を引き受けることにする。
取引に従い流れ者は、酒場では彼と町の住人で結成した自警団に無料で酒を振る舞うよう要求、町で小間使いとして扱われていた小人のモルデカイを保安官兼市長に任命する。商店では店主が邪険に扱ったネイティブアメリカンの客にキャンディと毛布を大量に振る舞い、装具店では鞍やブーツを無料で手に入れ。町中で馬車を走らせ自警団に狙撃させる訓練を開始する。
更に流れ者は、ホテルの客を全員追い出させ。自分だけの宿とする。怒ったホテルの店主であるルイスは集会で、流れ者が町民たちの不和を煽っていると説き、追い出すべきだと主張する。その晩、キャリーはモーガンら数人と流れ者を襲撃する罠に嵌めるが、流れ者はダイナマイトでホテルを爆破し、襲撃者たちを殺害、モーガンは深手を負いながらも馬で逃げ去る。流れ者はホテルに唯一残った寝室でルイスの嫁、サラを強姦する。
翌朝、サラとルイスは口論をする。その中で事件の発端、町民の怯える理由が(視聴者に)明かされる。町の鉱山は政府所有の土地で違法採掘しているものであり、当時の保安官、ジム・ダンカンはそれを告発しようとしていた。ステイシーとカーリン兄弟の3人組は、元は彼を殺すために住民に雇われた男たちであった。サラはルイスにこの町にはもううんざりしてると言い、町を出ていくことを告げる。
流れ者は町民たちに街中をペンキで赤く塗るよう命令し、街の看板にHELL(地獄)の文字を書き加える。その後、流れ者はモーガンの血痕を追い、モーガン、そしてステイシーとカーリン兄弟たちを発見する。流れ者はステイシー達をダイナマイトとライフルで攻撃し、町民による攻撃だとステイシー達に思い込ませ、町へ戻る。
町へ戻ると、攻撃への準備が整えられていた。モルデカイは流れ者に攻撃の合図を要求するが、流れ者はモルデカイに一任し、ステイシーたちが来たことを示す鐘の音とともに町を去ってしまう。モルデカイは攻撃の合図を出すが、自警団たちは怯え、何もできぬままに町は破壊され、制圧される。
その晩、ステイシーたちは生き残った住民たちを酒場に集める。そこへ流れ者は現れ、一人、また一人とステイシーたちを始末する。ルイスは流れ者を殺そうと銃を向けるが、モルデカイに殺される。
翌朝、文字通り地獄のような様相となった町の中、流れ者は町を立とうとする。途中、同じく町を立とうと馬車に荷物を積んでいたサラに微笑みを向けられる。町の外れの墓地で流れ者はモルデカイと会う、彼はダンカン保安官の墓に名を刻んでいた。モルデカイは流れ者にまだ名前を知らないと問うが、流れ者は知ってるはずだと言い残す。
走り去った流れ者は、蜃気楼の中に吸い込まれるように消えていく。