2026年5月10日(日)
NHK-BSの映画番組「プレミアムシアター」で放映を録画しておいて観ました。
2006年の英・仏・伊合作のドラマ映画。スティーブン・フリアーズ監督。ヘレン・ミレン主演。他にマイケル・シーン等出演。第79回米アカデミー賞主演女優賞受賞。実話作品。
重厚感のある、見ごたえのある映画作品でした。
僕の評価は5点満点で3.8です。
作品紹介(映画コムより)
ダイアナ元皇太子妃が交通事故で急逝した直後のイギリス王室の内幕を描いた作品。かねてからダイアナとの不仲説が噂され、事故後も沈黙を貫き通そうとするエリザベス女王に、国民は次第に不満を募らせはじめる。そんな中、就任したばかりの首相トニー・ブレアが王室と国民の和解に奔走する。ひとりの人間として苦悩するエリザベス女王を見事に演じたヘレン・ミレンは、アカデミー賞をはじめ多くの映画賞で主演女優賞に輝いた。
ストーリー(ウィキペディアより)
1997年5月、総選挙で労働党が勝利して政権交代することとなり、党首のトニー・ブレアが首相任命と組閣要請を受けるため、バッキンガム宮殿に居住する女王エリザベス2世の元に謁見に訪れる、憲法や伝統の大改革をマニフェストに掲げたブレアと、リベラルなシェリー夫人との面会は、ぎこちないものに終わった。
その年の8月31日未明、ダイアナ元皇太子妃の乗った車がパパラッチを猛スピードで振り切ろうとしてパリで交通事故死する。折しもバルモラル城で静養中であったエリザベス2世は、ダイアナについて“既に王室を去った民間人”と見なしており、これは国事ではなく家族の私的なできごとであるとして何の言論も発表せず、母を亡くした孫をマスコミや国民の狂騒から守るために王太后や夫のエディンバラ公と共に、ロンドンに戻ることなくバルモラルに留まり続ける。一方、バッキンガム宮殿の献花の列はやまず、国民の追悼の思いは熱を増す一方であった。ブレア政権のスピーチライターであるキャンベル補佐官はダイアナの人気に着目。ブレアはダイアナを「国民のプリンセス」としてその死を悼む演説をして、国民の心を掴む。ダイアナの遺体を引き取りにパリに飛んだチャールズ皇太子は、パリでダイアナがいかに敬愛されているかを目の当たりにし、エリザベス2世ら両親、祖母の態度に疑問を抱き、同世代で話の合うブレアに接近する。
女王の頑なな態度を冷酷と受け止めた国民の不満は高まり、王制廃止を要求する声まであがるようになる。女王はエドワード8世の王冠をかけた恋による混乱と、それに翻弄された父ジョージ6世が寿命を縮めたことを経験しており、ダイアナ死去から始まる国民の熱狂の中で伝統遵守と現実的対応のはざまで困惑していた。王室と国民の間を橋渡ししようとするブレアは首相の責務として、エリザベス2世にバッキンガム宮殿などへの半旗掲揚、ロンドンへの帰還、ダイアナの死を悼む言葉の発表を助言する。ついに女王は助言を受け入れ、ロンドンに帰還。ダイアナの死から5日後の9月5日にテレビ生中継で哀悼のメッセージを送ったエリザベス2世の崇高な態度は国民の心を打った。
2か月後、国政の報告のためにブレアはエリザベス2世のもとに再び参内するが、国民を思い行動した女王と女王を思い行動したブレアのわだかまりはすっかり消えており、宮殿の庭には談笑しながら散歩する2人の姿が有った。