2026年4月2日(木)
ベストセラーの作品は周回遅れで読んでみました。主人公の成瀬のキャラが本当に独特で唯一無二で印象に残ります。続編があるようなので是非とも読みたくなりました。
2023年3月、新潮社発行。201ページ。
作品紹介(ウィキペディアより)
- ありがとう西武大津店
- 成瀬あかりは14歳の夏休み前に、幼馴染の島崎みゆきに「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」と、コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、ローカル番組「ぐるりんワイド」の生中継に映ると告げる。成瀬は西武ライオンズのユニホームを着て西武大津店に通うが、テレビ中継は成瀬を避けるように放送される。成瀬は夏休みが終わり2学期が始まっても西武大津店に通い続ける。閉店の日の朝、祖母を亡くした成瀬は学校を休んで彦根での葬儀へ向かい、島崎はユニホームを着て西武大津店に向かう。
- 膳所から来ました
- 西武大津店通いを終えた成瀬は、「島崎、わたしはお笑いの頂点を目指そうと思う」と島崎を巻き込み、M-1グランプリ出場を決め、「膳所()から来た」ということで漫才コンビ「ゼゼカラ」を結成する。島崎は人前での漫才はM-1グランプリのみと思っていたが、成瀬は中学校の文化祭の自由発表にエントリーしたと言い出し、舞台に立つことになる。
- 階段は走らない
- 滋賀から大阪のWeb会社へ通勤する稲枝敬太は、帰宅中の電車内でSNSを見て西武大津店の閉店を知る。週末に旧友・吉嶺マサルを誘い西武大津店に行くと、小学校時代の同級生に次々と遭遇し、成り行きで同窓会を企画するが、コロナ禍のため延期を余儀なくされる。敬太は小学6年の年末に、冬休み中に家庭の事情で転校し音信不通となったタクローを探し出そうとメッセージ投稿ができるWebサイトを制作する。閉店一週間前に「閉店の日西武の屋上で、タクロー」というメッセージが投稿されており、敬太とマサルは半信半疑で閉店の日に屋上へ向かう。
- 線がつながる
- 大貫かえでは進学した県内屈指の進学校・膳所高校で、中学時代に苦手であった同級生の成瀬と同じクラスとなり頭を抱える。成瀬は坊主頭になっていた。
- レッツゴーミシガン
- 滋賀県で開催される全国高校かるた大会に広島県代表として出場する西浦航一郎は、他校の出場者で高校2年の成瀬に一目惚れし、幼馴染の中橋結希人の協力もあって成瀬とデートの約束を取り付け、琵琶湖の観光船ミシガンに案内される。
- ときめき江州音頭
- 別々の高校に進学後も継続していた成瀬と島崎の「ゼゼカラ」は、高校1年のとき吉嶺マサルにスカウトされ、地元自治会の「ときめき夏祭り」の総合司会を毎年務めている。高校3年の夏祭り前の打ち合わせの帰りに、父の転勤に伴って東京へ転居し、東京の大学に進学すると島崎から聞かされた成瀬は、受験勉強が手につかなくなる。