宮本輝「錦繡」読了 | ソンブーンのブログ

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2026年1月21日(水)

 

10年前に夫の不倫により離婚した元夫婦が手紙のやり取りを行う。元夫婦の手紙だけの作品です。昭和60年の古い作品ですが、二人の本音と生き様が浮き彫りになるので、最後まで中弛みなく読むことができました。流石にベテラン作家の持ち味ですね。

 

昭和60年5月、新潮社発行。270ページ。

 

作品紹介(新潮社のサイトより)

「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」運命的な事件ゆえ愛しながらも離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして、女は男に宛てて一通の手紙を書き綴る――。往復書簡が、それぞれの孤独を生きてきた男女の過去を埋め織りなす、愛と再生のロマン。