2023年5月4日(木)
映画専門チャンネルのムービープラスで放映を録画しておいて観ました。
2016年のインド・社会派ドラマ映画。アニルッド・ロイ・チョウドリー監督。アミターブ・バッチャン主演。
事件が起こると、加害者だけでなく、被害者にも隙があった等の理由で非難する人が少なからずいます。本作品では宗教の影響が根強い社会で、女性が極めて不利な状況にあるのかを浮き彫りにしたものです。インドでも大都市で働く若い女性は、ラフな格好で、時にはお酒を飲むでしょう。作品の3人の若い女性はそんな人たちで、偶々コンサートで出会った男3人に誘われて食事をし、お酒を飲んだだけなのに、部屋に連れ込まれ乱暴されそうになり、正当防衛の為に近くにあったビール瓶で男の頭を殴ったというのが事件の全てなのに、裁判になると、乱れた生活をしている女が自ら招いた事件であるという印象を周りのほとんどの人が持っていることに愕然とし、自らを追い詰めてしまいます。
騙されたり、被害にあった人たちを非難するのではなく、騙す人・加害者こそが非難されるべきです。
僕の本作品の評価は5点満点で3.8です。
ストーリー(ムービープラスより)
ニューデリー南部に暮らすミナール、ファラク、アンドレアは、コンサート会場で3人組の男性と知り合い、食事をすることに。だが、その後、レイプされそうになり、ミナールが男の一人をビンで殴り、自宅に逃げ帰った。殴った男は政治家の甥で、ミナールたちは殺人未遂等で訴えられてしまう。