吉田修一「ミス・サンシャイン」読了 | ソンブーンのブログ

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2022年10月11日(火)

 

大学院生の若者が、アルバイトとして、往年の大女優の倉庫の整理を手伝うことにより、彼女の人生の最深部に触れるという内容です。ビジネスであれ、学問であれ、一つの分野で成功した人は、凡人よりも濃密な人生を送っているものです。彼らの人生を垣間見ることで得るものは大きいと思います。

 

2022年1月、文藝春秋発行。281ページ。

 

作品紹介(文藝春秋のサイトより)

僕が恋したのは、美しい80代の女性でした…。大学院生の岡田一心は、伝説の映画女優「和楽京子」こと、鈴さんの家に通って、荷物整理のアルバイトをするようになった。鈴さんは一心と同じ長崎出身で、かつてはハリウッドでも活躍していた銀幕のスターだった。せつない恋に溺れていた一心は、いまは静かに暮らしている鈴さんとの交流によって、大切なものに触れる。まったく新しい優しさの物語。

吉永小百合、推薦。
「彼女は亡くなり、私は生きた」
鈴さんの哀しみが深く伝わって来ました。
作家の故郷への思いを
私は今、しっかりと受け止めたいです。