2021年9月29日(水)
映画専門チャンネルのムービープラスで放映を録画しておいて観ました。
2018年のインド伝記映画。ラージクマール・ヒラーニ監督・脚本。ランビール・カプール主演。
ボリウッドのスター俳優サンジャイ・ダットの半生を描いた作品です。父・母と息子の家族愛が大きなテーマでした。
僕の本作品の評価は5点満点で3.8です。
ストーリー(ウィキペディアより)
ボリウッドのスター俳優サンジャイ・ダット(サンジュ)は作詞家トリパティに依頼していた伝記を受け取るが、内容があまりにも自分を美化する内容だったことに憤慨する。同日、ボンベイ高等裁判所(英語版)は1993年ボンベイ連続爆弾テロ事件(英語版)に関連して、サンジュに対して武器の不法所持で懲役5年の有罪判決を下した。サンジュの妻マニヤタは伝記作家ウィニーを招き、収監されるまでの1か月間で夫の本当の姿を伝記に記して欲しいと依頼する。ウィニーは伝記の執筆に消極的で、さらにサンジュの過去を知る不動産業者ズビンからも依頼を断るように忠告される。彼女はサンジュが真実を語ろうとしている姿勢を確認し、彼のインタビューを引き受ける。
サンジュは父であり、ボリウッドのスター俳優でもあるスニールの監督作品『ロッキー(英語版)』で主演に抜擢され、俳優デビューを飾ることが決まっていた。しかし、父に行動を管理される窮屈さにストレスを感じていたサンジュは、悪友でドラッグの売人であるズビンに勧められて薬物に手を出してしまう。彼は薬物や酒に溺れた挙句、恋人のルビーと彼女の父を怒らせてしまう。そんな中、スニールから母ナルギスが膵臓癌に侵され死期が近いことを聞かされたサンジュは増々薬物に依存するようになっていく。彼は妹たちと共に母が入院するニューヨークの病院を訪れ、そこで母のファンであるカムレーシュに出会い親友となる。サンジュは帰国後にルビーの父に非礼を詫びて彼女に想いを伝えようとするが、そこで彼女が他の男性を結婚することを告げられる。カレムーシュの協力でルビーはサンジュとの結婚を決意するが、再び薬物に手を出した姿を見て幻滅したルビーはサンジュの元から離れてしまう。『ロッキー』公開を3日後に控えた日、ナルギスは病死し、サンジュは薬物依存を克服するためアメリカのリハビリセンターに向かう。途中でリハビリに耐え切れずに脱走するが、カムレーシュやスニールの協力を得たサンジュは薬物依存を克服する。帰国したサンジュは、再び薬物を売りに来たズビンと絶縁する。
サンジュの伝記執筆を行うウィニーは、ズビンから「サンジュとカムレーシュは絶縁状態にある」と聞かされ、ニューヨークのカムレーシュの元を訪れ、絶縁した経緯を聞き出す。薬物依存を克服したサンジュは人気俳優として充実した日々を過ごしていたが、女癖が悪くカムレーシュのガールフレンドに手を出してしまう。そんな中、サンジュの元に父や妹に危害を加えるという脅迫電話がかかってくる。政治家に転身していたスニールはバーブリー・マスジド破壊事件以降、迫害されるムスリムを擁護したためヒンドゥー原理主義者の標的になっていた。サンジュは父や妹を守るため知人を通してAK-56を手に入れる。直後にボンベイ各地で爆弾テロが発生し、サンジュは銃の不法所持及びテロ事件への関与の疑いで逮捕される。カムレーシュはサンジュが保釈された後、彼と共に無罪を勝ち取るために行動するが、スニールがテロ計画を知っていたことを認めるようにサンジュに語り掛ける場面を目撃したことで、彼はサンジュと絶縁してしまう。彼の話を聞き終えたウィニーは、「テロリストの伝記は書けない」として伝記の執筆を辞退する。
テロ容疑がかけられて以降、サンジュはヒット作に恵まれず周囲からは「過去の人」と見られていた。そんな中、サンジュはスニールの勧めで『医学生ムンナ・バーイー』で主役を演じ、父と共演する。映画は成功を収め、サンジュはフィルムフェア賞 最優秀コメディアン賞(英語版)を受賞して再びスター俳優となるが、それから間もなく父スニールと死別する。父との死別後、サンジュのテロ容疑は晴れたものの、武器の不法所持については有罪判決が下り、メディアは彼がテロ容疑で有罪になったかのように世論を煽った。サンジュは上告したもののインド最高裁判所も有罪判決を下し、彼は刑務所に収監される。収監から1年後、ウィニーはマニヤタから刑務所内でのサンジュのラジオ放送の録音データを渡され、再び彼の話を聞くため面会に訪れる。ウィニーからカムレーシュの話を聞かされたサンジュは、ラジオを通して真実を伝えようと考え、カムレーシュを連れてくるように彼女に依頼する。サンジュはラジオ放送の中で、父が雇った弁護士から「テロ計画を知っていたと嘘をつき、司法取引をすれば有罪を免れる」と助言されていたこと、「テロリストの父」の汚名を父に着せることを避けるため助言を拒否したことを語る。
サンジュは刑期を終えて釈放され、大勢の報道陣が待ち構える中、カムレーシュと再会して和解する。彼の車に乗ったサンジュはウィニーから完成した伝記を渡される。伝記のタイトルは、スニールが好きだった歌で、サンジュに「世間からの誹謗を乗り越えるための歌」として伝えようとしていた曲名にちなみ『Kuch Toh Log Kahenge(言わせておけ)』となっていた。