2019年4月5日(金)
以前に同じ著者の「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか?」を読んで、すっかりファンになってしまいました。本作品によって、裁判の傍聴マニアなるものがいることを初めて知りました。裁判というのは、ある意味、凝縮された人生ドラマを見るのは恰好の場所なのでしょうね。
北尾トロの筆運びが軽妙で、共感を覚える場面が多数ありました。全編、面白かった。
2006年7月、文藝春秋発行。333ページ。
作品紹介(「BOOK」データベースより)
ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。