4月27日(金)
某小説雑誌に掲載されたコメントを読んで興味を持ち、読み始めました。本作によって初めて警察組織に「通訳捜査官」という通訳という特技を持った警察官がいることを知りました。警察官としての信義、親子の愛情、新宿歌舞伎町の様子等盛沢山の内容に加えて、ミステリー・サスペンス本来の楽しみもありました。本作品に描かれた外国人労働者の闇問題は本当に深いですね。
講談社発行。346ページ。
作品紹介(講談社のサイトより)
新宿署の通訳捜査官・七崎隆一は、正義感から義父の罪を告発したが自殺に追い込んでしまい、職場でも家庭でも居場所がない。歌舞伎町で殺人事件が起きた直後、息子の部屋で血まみれのジャンパーを発見した七崎は、息子が犯人である可能性に戦慄し、孤独な捜査を始めるが――。
家族を巡る贖罪の警察小説は、衝撃の結末を迎える。
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