11月22日(水)
ベトナム旅行旅行中に読み切ってしまいました。本号は全部で432ページ.特集は、「ミステリー・フェス!2017」と称した、6人の作家の読み切り短編小説と、「期待の読み切り」と題し、2人の新人女性作家の読み切り短編小説です。
旅行の合間に読んでいるので、落ち着かない感じではあったのですが、次の小説は心に滲みました。
大沢在昌「イパネマの娘」
中年になり、ふと昔の恋心を思い出し、回想に耽るのですが、大人の恋の切なさが何ともいい感じでした。
呉勝浩「三分と一秒」
中年になった、かつての名ボクサーと友人の刑事のやりとりに男臭さと相手の思いやりが感じられて、いい味出してます。
一色さゆり「蓮の花」
交通事故で急逝した妻が遺した絵画の謎。日本人画家がベトナム在住時代を思い出しながら描いたというエピソードに、ベトナム旅行中ということで、親しみを強く感じました。猛烈な勢いで急成長のホーチミンでは、この絵の静かな蓮の花は想像も出来ませんでしたが。