10月4日(日)
日本テレビの深夜映画番組「映画天国」で放映を録画しておいて観た。
2004年製作のカナダ映画。僕の大好きな国の一つで、何度か旅行に行きました。アメリカ文化に近いイメージで見られがちですが、空気が綺麗で、料理がアメリカより格段に美味です。特にモントリオールのあるケベック州は、フランス語文化圏で美味しいものが多かった。
さて、この映画は、予想以上に楽しめた作品です。父は戦死、母は病院で入院中という家庭環境なので、もっと暗い中学生活を送っているものに見える14歳の主人公の少年は、いたずら盛りの普通の少年。担任の先生に奇跡の話を聞き、昏睡状態の母に奇跡が起きることを願い、ボストンマラソンでの優勝を目指すというお話です。適度にユーモアがあったのが、暗くなりがちのテーマの映画にアクセントを与えていて楽しめた要因だと思います。
ストーリー(ウィキペディアより)
1953年、カナダ・ハミルトンのカトリック学校に通う14歳の少年ラルフ・ウォーカーは、戦争で父を亡くし、母は病気で入院している。周囲には同居の祖父母に面倒を見てもらっていると話すが、実際はたばこや性に関する興味が人一倍強いラルフは校則破りの常連としてフィッツパトリック校長に目をつけられている。ラルフの心の支えであった母の病状が悪化し、意識不明の昏睡状態に陥る。看護婦のアリスに「奇跡でも起こさぬ限り昏睡から目覚めることはない」と辛い真実を宣言されたラルフは、呆然とする。
それから間もなく、クロスカントリー部のコーチを務めるビバート牧師が部員に対し「君たちがボストンマラソンで優勝したらそれは奇跡だ」と言った。それを耳にしたラルフは自分がボストンマラソンで優勝するという奇跡を起こせば、母が昏睡状態から回復すると信じて走り出す。親友のチェスターとクレアの助けを借りながら自己流のトレーニングを開始(6千キロカロリーを接種したり、荷物を背負って丘を走ったり、殉教者を真似て真冬のプールに飛び込んだりなど)。
そんなラルフのために看護婦アリスはボブスレーの選手時代に覚えたウエイトトレーニングを指導しマラソンに必要な筋肉を身に着けていく。そんなラルフを馬鹿にするクラスメイト達。ラルフは地元の10マイルレースに出場してもペース配分がわからず完走するのがやっとというありさまだった。
しかし、マラソンのカナダ代表オリンピックに出場経験のあるビバート神父が、ラルフが雨の日も風の日も雪の日もあきらめずにひたむきに走り続ける姿に走ることがすべてだったかつての自分の姿を見出した神父はラルフのコーチになることを志願。
レースに勝つ走り方を徹底的に教え込みその成果もあり、2か月後に行われた地元のマラソン大会を優勝した。ラルフが新聞で「奇跡」を口にし、神への冒涜と考える校長のフィッツパトリック神父は学校を休んでボストンマラソンに行けば放校処分に、またニーチェを口にするビバート神父にも修道会からの追放を示唆する。このころになると最初はラルフを馬鹿にしていたクラスメイトは次第にラルフに一目を置き馬鹿にすることがなくなる。
さらにラルフの不注意が原因で自宅や家族の写真までも全焼させてしまい、意気消沈したラルフは走る気力をなくす。しかし親友のチェスターの「(ボストンマラソンに出場すれば)校長を最高に怒らせることができるよ。君は優勝できると思う」という一言に自分を奮い立たせて学校を休み、ボストンへ向かう。一方ビバート神父も「私は人助けをするために神父になったのです」「無政府主義者という点ではニーチェはキリストにかなわない」と校長に宣言し、ラルフを追ってボストンへ向かう。
レース当日。アリスはその模様をラルフの母に伝えるため、病室でラジオのスイッチをいれ、クレアは教会で熱心に祈りつづけ、チェスターは学校の放送室を占拠しマラソンの中継のラジオを流すなどそれぞれがラルフを応援している中、ラルフは奇跡を実現しようと走り出す。
優勝は逃したものの、病院や学校でラルフは暖かく迎え入れられる。そして、クレアも。ビバートに「来年の五輪で優勝したいです」と宣言。母親の容態にも変化が生まれる。