私の生徒さんの中で最年長は、83歳のおばあちゃま。
この方とお会いすると、自分が80代になるのが楽しみだわ~と思うくらい、ステキな方です。

おしゃれで、社交が大好きで、朗らかで、勉強熱心で。ゆっくりながらも英語でお話しなさるし、例えば私が言い方を直したりすると、ちゃんと書き取られます。ご主人を早くに亡くされてもう20年くらいだそうですが、ひとりの生活をとても楽しんでいらっしゃるご様子。

毎年夏は海外の別荘で過ごされるので、今日は1ヵ月半ぶりのクラス復帰でした。長時間飛行機に乗ること自体すごい体力ですが、家族と一緒だとペースを合わせるのが面倒だから「ひとりで移動するのがいいの」とおっしゃる。80歳超えてひとりで海外往復・・・それだけでもう尊敬。

当然行った先ではご家族(お子さんお孫さん)と合流なさったんだと思いきや、なんと、あちらでもおひとりだったとか。現地にお友達がたくさんいるのでみんなが順番につきあってくれるのよ~、と心から楽しそうにあちらでのお話を英語と日本語でして下さいました。「でもお友達はみんな日本人だから、全然英語の勉強にはならなくてねえ」とも。

レッスン後のおしゃべりで、マダムの若さの源はなんでしょうねえ、と別の生徒さんと話していたのですが、「好奇心と前向きな考え」だという結論に。

とにかく何でも面白がるし、やってみようとする。
私が教えているクラスが今年始まるときにも、わざわざこのために出かけるばかりか、「ご一緒に行きましょうよ」とお仲間を誘われたそう。
旅をするときは、成田に向かう途中に見えるディスニーランドに喜び、空港でワクワクし、海外でハンサムな若いガイジンさんに助けられたといって喜び、帰国したらしたで「もうすぐおうちだわ」とまた喜ぶ。
朝起きたら必ずお茶をたてるそうで、「これが毎朝楽しみなの」と。

お話を聞きながら、この方はお若い頃から天然ポジティブなのか?と思っていたら、別の生徒さんが「でもたまには落ち込んだり、あーやだ、なんて思ったりなさらないんですか?」とたずねました。するとマダムいわく、

「そりゃたまにはありますよ。でもね、悪い考えが頭に入ってきたら、すぐに追い出すんです(と手で頭をはらう仕草)。こんな悪いことがあるんじゃないか、なんて心配事は考えないの。大丈夫と思っていたら大丈夫。楽しいと思っていたら楽しくなるんですよ。」

多分マダムは長年意識的に「楽しい!」と思うようにしているうちに、それが癖になって身についたのでは、というのが我々の推測ですが、それにしても。
ポジティブシンキングって、言いようと使いようによってはなんだかなー、と思うこともたまにあるし、彼女のこの発言のような内容は自己啓発系の本などでどこでも言われることですが、80代のマダムに直接こう言われると、ものすごく説得力ありました。

幸せは自分の心が決める。って誰の言葉だっけ。ほんとにそうですね。



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またまた間隔があいてしまいましたが、お肌の乾燥具合に秋を感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしですか?東京では2日前から突然涼しくなりましたが、その前日から私の肌もほんと突然、今までのお手入れでは足りないほど乾燥し始めてビックリしました。味覚の秋、到来。

さて、
麻生さん、就任早々国連の会議に出席なさってましたが、その席でのスピーチのシーンがちょこっとTVで映ってました。
あ、英語でスピーチなさるのね、くらいにしかその時は思わなかったのですが(いや実はもっといろいろ思ったけど)、続けて流れた映像を見て舌をまきましたよ。

同時通訳の機械に一瞬不具合があったらしいんです。聞こえるはずのが聞こえなかったのかな。そのとき麻生さんは笑いながらすかさず、

"It's not a Japanese machine, no?"

いやー、こういう冗談を間髪入れずに言えるってナイスですわ~


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「お付きの者ウィーク」は先週末で無事終わり、今週はどういうわけか「仲介者ウィーク」でした。と言ってもそれでお金をいただくわけではもちろんなくて、知ってるからご紹介するわ、というもの。

イギリスからいらした音楽関係者が会いたがっていた方たちをたまたま私がよく知っていたのと、それぞれのミーティングがこれまたうまい具合に私が空いている時間にはまったので同席し、おかげで今週はえげれす人とよく英語をしゃべりました。

そして今日は、私が大好きで尊敬する方たちをお引き合わせ。この2社が一緒にビジネスをやってくれたらお互いがいい結果になるんじゃないかなーと、お節介にも思ってご紹介。お話盛り上がって、おかげで私も楽しいひとときでした。
お時間下さった皆さま、ありがとうございました。

話かわって、夜はピアニストの方とおしゃべり。下は幼稚園児から上は80代のおばあちゃままで幅広い年齢層の生徒さんがいらっしゃるとのこと。わお。私の生徒さんにもひとり80代の方がいらっしゃるんですが、皆さんお若いしご熱心ですね。

で、おチビちゃんたちのお稽古ってどんな感じですか?という話から、面白いことを聞きました。
ピアノを弾くときは、肩やひじに力を入れず、指は適度に丸くして(べたーっと伸ばしたりしないで)鍵盤を押すわけですが、5-6歳の子供ではまだ指の骨が発達しきっていない子が多く、指自体がくにゃ~っと柔らかすぎるので、目指すべき「丸い手」というのが出来ない子がわりといるらしい。

私は小さいころはわりと体もしっかりしていて手も大きめだった(と思う)し、先生がわりとビシバシ系だったからそういう基本形が「できない」というのはありえなかった、というのも手伝っていたのか、幼稚園時代に「指が丸くできない、くにゃくにゃする」ということでピアノが弾けない、と思った記憶が全くありません(単に覚えてないだけかもしれないが)。なので彼女の話はとっても新鮮でした。幼稚園児くらいの年齢で同じようにピアノを習っていても弾けるor弾けないの差は、どうやら指の「身体能力」にも一因があるみたいです。

くにゃくにゃを無理に矯正しようとすると肩に力が入ったりと、他のところで良くない癖がつきかねない。ヴァイオリンなら子供サイズがあるけど、ピアノは大人サイズのみ。子供にとっては大きくて重い鍵盤を、力の入らない指で弾かせるのは大変で、あれこれ試させ、なだめすかして教えるのは至難の技だそう。

もちろん成長すれば指の骨もしっかりしてくるから、自然と「丸い手」も作れるようになるし、鍵盤をちゃんと押せるようになる。反対に、小さいころは問題なく弾けていた子が、大きくなって難しい楽譜を読むようになったらそこで引っかかってしまったりとか、強み弱みの出方はほんと十人十色らしいです。

指がくにゃくにゃの間は無理しないで、ただ楽しくピアノで遊べるといいねえ。


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